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男性諸君に告ぐ…「1人で、がんばり過ぎないで、抱え込み過ぎないで。誰かを頼っていいんだよ。」

僕は、コーチングという仕事をしている。

自称「ちょっと乱暴目な感じ」なので、よく「クライアントさんは、やっぱり男性が多いんですか?」と聞かれる。しかし、意外とそうでもなくて、むしろ過去の経験上、女性のクライアントさんの方が多い。

まあ、そんなことは本題ではないので、ちょっと脇におこう。

僕が、男性の皆さんに言いたいことは…

「1人でがんばり過ぎないで、抱え込み過ぎないで。頼ってもいいんだよ。愚痴ってもいいんだよ。他責にしたっていいんだよ。泣いてもいいんだよ。」

…ということだ。

女性クライアントからの相談がある時と男性クライアントからの相談がある時を比べると、僕個人の肌感だと、男性の方が「事態が異様に複雑になった状態」で、猫の手も借りたいというような状態で相談を受ける。

  • 冷静な判断ができなくなっている

  • 精神疾患手前まで来ている

  • 精神疾患を患っていて、私は力になれないところまで来ている

精神疾患を患ったとしても、治療はできる。ただ、個人的な体験からすれば、ホント治療は果てしなく続く出口の見えない旅である。その前に、手を打つことができれば、人の"創造性は解放できる”。解消の糸口は見つかりやすい。

  • なぜ、そこまで抱え込んだんだ?

  • なぜ、もっと早く誰かを頼らなかったんだ?

  • なぜ、もっと早くこんなの糞食らえ!って匙投げなかったんだ?

…って思う。

日本だけに限らずの話だが、特に日本の男性は、「男の子でしょ。泣いちゃダメ」「男の子は、強くならなきゃ」とか、クソふざけた言葉で育てられてきているように思う。

そのせいかはわからないが、僕は、9歳くらいの時から、34歳の時まで、25年間泣くことができなかった。泣くことを自分に許すことができなかった。

34歳の時に、コーチングの研修期間中に、突然ダムが決壊して、道端に倒れ込んで、道の真ん中で、30分くらいウァンウァン泣いた。その数ヶ月後、当時好きだった人の辛い過去の体験の話を聞いて、その人の前で2時間ウァンウァン泣いた。上海行きの飛行機の中で、映画「るろうに剣心」を見ていて、キャビンアテンダントの前で、ウァンウァン鳴いた。

日本の男性は、人に弱音を吐く、人に涙を見せる、人に愚痴る、人を頼る、匙を投げる、ということをしない。それが「負け」や「恥」だとでも思っているのだろうか?

どうか、手が付けられない状態になる前に、まず誰かを頼ってほしい。

上司や同僚を頼れないなら、友人でもいい。
友人でも無理なら、きっと家族は必ず受け止めてくれる。

もしそんな人がいないと思うのであれば、それはきっとあなたの「思い込み」かもしれない。

それをどうにかしたいなら、コーチングやカウンセリングなどのプロに相談してみることも検討してほしい。

最後に、一言。

「人は、ある人が見せる強さ故にその人に敬意を抱くが、
ある人が見せる弱さ故にその人に魅力を感じる」

「「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」ロバート・キーガン(英治出版)」より



コーチングがどういうものなのか?を知りたい方は、こちらをどうぞ。


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