あらすじ
VUCA※時代と言われるように、不確実性が高まっていることによって社会やビジネスの未来予測が困難となっている現代。
そんな不確定要素が多く、予想不能の世の中で、「エフェクチュエーション」という理論体系が注目されている。
一言でいうと、"逆算ではなく積み上げ"で考えていく経営者の考え方。
ちなみに逆算式は「コーゼージョン」と言われる。
手持ちの資産をどうそのまま使うか、アレンジして使うか、など、"机上の空論"で終わらないことを避ける考え方とも言える。
エフェクチュエーションは5つの原則から成っている。
内容は以下の通り。
独り言
筆者は職業柄、社長と商談することがある。企業によっては急な方針変更が起こることも日常茶飯事だったりもするが、「エフェクチュエーション」を知った時、経営者が優先的に考えることへの理解度が高まったと感じた。(解像度が上がったような感覚を覚えた)
目標を立てることはもちろん大事であるが、その一方、手に届くところにある資産をいかに活用して、パイロットのようにルートを選びながら進むかがもっと大事である、という気づきを得た。