見出し画像

【日本初?!】この夏、小学生から参加できる3DCGコンテストを開催します。

なぜ3DCGのコンテストはないの?

ラジオ版はこちら(※熱量高め)

ある日、新潟県で人気のプログラミングスクール、ミラプロの代表である東條さんとお話していたときのことです。

「小学生でも参加できるプログラミング系のコンテストは世の中にたくさんあるのに、CG系ってないですよね。」

数分後に、無いなら自分たちで作ろうという事になっていました。笑
そして今に至ります。

コンテスト特設サイトはこちら

何故無いのかは分かりません。ただ、プログラミングのコンテストが多く開催されている理由は、いまプログラミングが注目されているからでしょう。小学校からプログラミング的思考を取り入れ、「情報」という科目が受験シーンでインパクトを持つようになりました。

「プログラミング、なんとなくやっといたほうが良さそう」

誰もが思っていることだと思います。


3DCGってやる意味あるの?

小学生向けにCGのワークショップをやっていると「3DCGって学んでおくとどんな道があるんですか?」と訊かれることが多くあります。

高校に出張しCG講座

先にこれだけは伝えたいことがあります。意味はもちろんあるんですが、シンプルに「3DCG制作ってたのしいよ!」ということです。裁縫とかプラモデルとか趣味になるような楽しさがあります。子どもで例えるならダンボールで工作したり、砂場で山を作ったり、粘土で遊んだりすることと何ら変わりません。

専門家だけではなくて、いまや誰もが気軽にトライできるものになっています。

家族向けのワークショップを開催すると大人が夢中になって愉しんでくれます。見てください、この写真を。私は親子で参加してくれているこの瞬間がたまらなく好きです。

親子で楽しめる3DCGの魅力

今回のコンテストは大人向けの部門もあります。ぜひ大人の人にも純粋に楽しんでほしいなと思っています。

今の社会でもCGは当たり前

「CGを学ぶ意義」についてですが様々な視点で「ある」といえます。
ストレートに職業に結びついていて、おそらく多くの人が映画で使われているな~と連想するんじゃないかと思います。

どちらかというとエンタメ業界のイメージですが、3D空間でものづくりをするという意味では3DCADも親戚にあたります。いわゆる設計者のような仕事ですね。

自動車、半導体、建築をはじめ、医療分野でも、ものづくりのデジタル化は当たり前です。デジタルの3D空間を扱うことは社会では当たり前なのに、これほどまでに注目されていないのは悔しいものです。コンテストがないのはちょっと寂しい、いや何だかおかしいです。

小学生であっても今はデジタルコンテンツに多く触れていると思いますが、コンテストを通じて「つくる側になる」ことがとても意義のあることと思います。

YouTubeをぼーっとみていても仕事にはなりません。
でも、つくる側は仕事でやっています。

これは何にでも共通して言えることです。
消費者から生産者になることが、コンテンツに溢れた現代社会で子どもたち(そして私たち)に求められているんです。

小学生でも3DCGは5秒で面白くなれる!

実をいうと私はプログラミングがあまり好きではありません。苦笑
文字ばかりの画面がちょっと苦手です。バリバリとコードを書く人かっこいいですよね。。。

未経験の人が3DCGに夢中になる様子をたくさん見てきましたが、その理由の一つに「すぐ面白い」があるんじゃないかなと思っています。CGはパソコンの中の粘土遊びのようなものなので、自分のやった操作の結果がすぐに現れます。視覚的に結果が得られるので創っている実感が得られやすいんです。

そらぱれマスコットのソフラ(わんちゃん)

CGは表現の世界です。
「可愛いものをつくりたい」のような想いを視覚的に表現できる。これってシンプルにたのしいんですよね。

この夏、3DCGを一緒に楽しみましょう!

3DCGは誰でもトライできる楽しいテクノロジーです。今回は【Womp】というツールを使用します。Webブラウザで使えるのでインストール作業もありません。とにかく革命的なツールのですので、7/20(土)10時より未経験者向けの勉強会を開催しちゃいます!!

大人の方も参加できる「オールクリエイター部門」がありますので、ぜひお越しください!

コンテストの詳細はこちらから↓

3DCGのような表現の世界で才能を開花させる子どもたちを何人も見てきました。その力は芸術・エンタメの世界だけでなくあらゆる業界でも活かされる素晴らしいものです。

このコンテストを通して子どもたちのまだ見ぬ才能とワクワクした笑顔を生み出せるよう取り組んでまいります!

おそらく日本初。小学生から参加できる3DCGコンテスト、7/20開幕ですー!


ご協賛

CGWORLD

本コンテストは日本唯一の3DCG専門メディア【CGWORLD】より協賛をいただきました。賞も用意していただいてます。審査員も選出いただきましたが、こちらはお楽しみに♪

日本で唯一の3DCG専門メディア
クリエイターに役立つ情報を日々お届けしています。


月刊CGWORLDやWebメディアCGWORLD.jpを通じて、 最新のソフトやハードウェアの情報をはじめ、3DCG作品の作り方、クリエイターへのインタビュー など、クリエイターの作品制作に役立つ情報を日々発信しています。

3DCGは今や、アニメ・ゲーム・映画といったエンタメ作品から、建築、ファッション、 家電、さらには宇宙開発まで様々な分野で活用されるテクノロジーになりました。

CGWORLDを読んで、世の中でCGがどんな風に使われているのか、ぜひチェックしてみてくださいね!

CGWORLDとは?

ミラプロ

冒頭の話で、プログラミングスクールなのに3DCG?と思った方もいらっしゃるかもしれません。東條さんが運営されているスクールは、様々な工作機械から3DCADや3DCGに慣れしたしめる環境が用意されている非常に珍しい場所です。

「ミライのプログラミング_ミラプロ」はプログラミング、設計、デザインが学べる新潟のプログラミング教室です。
現在、小学生から高校生まで200人以上が毎日ITのものづくりを楽しんでいます。ミラプロの教室はコースやカリキュラムはありません。子どもたち一人一人がやりたいことを自由に決めて取り組むことができます。

そのために教室には高性能なパソコンが30台、最新の3Dプリンターが8台、その他にもロボットやレーザー加工機、電子工作、ジオラマなど子どもたちのアイデアをかたちにできるデジタルツールをたくさん用意しています。

IT企業のオフィスのような素敵な空間で、自由にのびのびITのものづくりを楽しみたい子をお待ちしています。

ミライのプログラミング

最初にFacebookで東條さんにお声がけいただいたことから交流がスタートしました。その多彩な取り組みはそらいろぱれっとが大事にしている「子どもたちにたくさんの体験を届けたい」という想いに通ずるものがあります。

スクールのみならず本当に多岐にわたりご活躍されている東條さんから目が離せない毎日です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?