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派遣会社からの紹介

前回までのあらすじ。
40歳目前で離婚を決意し、翻訳学習をしながらTOEICで900点代をマーク。職業訓練校でエクセル、ワード、パワポの基礎を学び、意気揚々として就活を始めた私でしたが、アラフォーのロースペックおばさんには現実は厳しく。。。。

正社員での就職を希望していた私でしたが、年齢的にも学歴的も、職歴的にも、全ての面でロースペックだったので、まずは派遣で経験を積むことにしました。

職業訓練校を終了と同時に、派遣会社から紹介してもらった某私立大学で働くことになりました。仕事内容は、英語教科の先生のサポート、簡単な翻訳、学内掲示物など簡単な文書作成、そして英語の授業を行う教室の管理と生徒さんのサポート、その他庶務です。仕事内容は難しくなく、初めてのオフィスワークにはちょうどいい感じでした。もちろん、学ぶことはたくさんありました。何より、日々学生さん達に接するというのが、とても新鮮でした。若さって、ほんと眩しいですね。そばにいると自分まで若返りそうな若者のエネルギー。若い人がいるだけで、空気が明るく元気になって、若さっていうのはありがたいものなのだ…と日々しみじみしていました


大学での仕事はとても楽しく、職場の人間関係にも恵まれ、1年が過ぎていきました。

私は相変わらず翻訳学校で勉強を続け、ついに上級クラスへ進級しました。

そろそろ翻訳に関わる仕事をしたい。翻訳がメインの仕事がしたい。

次第にそう思うようになりました。

そこで私はまた別の派遣会社へ登録し、翻訳に関わる仕事を探しました。

そして派遣の契約更新を待たず、大学を2年足らずで辞め、自動車部品会社の翻訳者に転職しました。

そんなある日、再び前夫に辞令が出たのです。そう、あっという間にアメリカへ戻る時期になっていました。

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