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フリーランス、現場退場するってよ

これまでいくつか現場を経験してきましたが、今回はその中でも結構精神的にくる現場でした。
今回はそれをまとめようと思います。

私は現在フリーランスとして活動しています。
言語はRuby(RoR)
まだまだ弱い部分が多いですが、なんとか生きています。


面談にて

自社開発ではない場合はどんなエンジニアでも経験するのが企業面談です。
私は前職がSESの正社員だったので、何十回と面談をしてきました。
でも、その立場によって質問内容などは全く違います。
余談ですが、前職ではロースキル案件中心だったので、プログラミング関連のことはほとんど聞かれませんでした。聞かれたのはネットワークとかインフラとかそれまでのやったこととかでした。
所詮ロースキルなので、よく不合格にはなったました。

そんな今回の面談ですが、今思うと違和感は面談からだったと思います。
まず、質問がほとんどなく、趣味などを聞いて終わり。
そこの統括には「Rubyはどのくらい得意?1〜10までだったら?」と聞かれたので、私は「6くらい」と答えました。
質問はほぼそれで終わりです。

初日

詳しくは伏せますが、都内赤坂近辺の現場でした。
まずWeb系と聞いて思い描くようなキラキラした外観のオフィスではなかったというところで、結構気持ちが落ちました笑
そんなこと言っちゃいけないんですが、今までも似たようなビルの外観の現場があり、あまり良い思い出もないもので。。

中の会議室はそれなりにベンチャー感はあったものの、作業フロアはSIerを思い出させるような感じでした。

ここまでの感想
「あっ、ここなんかやだ。。赤坂なのに・・←」

そんなところで、最初の説明のため会議室に呼ばれました。
そこにはチームを担当する社員(非エンジニア)とディレクターがいました。
ちなみにディレクターもエンジニア経験はありませんが、元テスターだったとか。

そこでの話で本当に間違った選択だったと思いました。

面談時
チームのバックエンドは2人

実際
2人はインフラで、きさらぎさんはバックエンドを担当してもらいます。
ということで、1人バックエンドと言われる。

面談時
今新しくサイトを作っている。

実際
まだこれから。
リリースは7月。
欲しい機能は10、そのうち他社(ライバル企業)とは違うものが7つ
しかも、面談時には言われなかったAPI作業まで。。

そして工数が足りない。
1人バックエンドでそれをやらせるか?
もう1人か2人雇いたい・・・が、、

ディレクター語録
「今月新しい人を入れたいんだけど、もし来なければもうこのまま行く予定だから」
「まぁ、エンジニアなんだからなんだかんだ言ってできるっしょ!」
「ちなみにGW期間だけど、平日休み入れても大丈夫っすよ。エンジニアは成果物さえちゃんと出してればそれでいいって考えあるんで」
「きさらぎさんがどのくらいの力があるかわからないから、これからちょっと軽めのタスク振るから←圧力」
「(キャバクラにて)女の子たちに10万くらい遊ぶ金あげてるよ。所詮遊ぶ金なんで」

あまり容姿について書くのは宜しくないですが、リアル地獄のミサワです。

出社日について

週に一回出社日がありました。
理由としては、認識合わせです。

それは良いのですが、毎回お昼は外食で結構お高いお昼をみんなんで食べに行くことに・・。
定時後(退勤後)もみんなでどこかのお店で晩御飯を食べて、飲んで帰るという暗黙の文化がありました。
私はそれにも耐えられませんでした。

ちなみに私以外は独身者でした。

ディレクターはほぼキャバクラで遊んだ話しかせず、彼女の話とかなく(多分いない)

タスクについて

そして振られたタスクですが、これが重いものでした。
ディレクターは「まずは軽めのタスクをお願いします」と。

ちなみにこれは今回追加する機能とは別システムのもの。

システム構成も複雑で、そのフレームワークも初めてだったのでそこで一気にメンタルが潰れました。
フリーランスエンジニアならなんとかしろ!とお叱りを受ける場面だと思いますが、私には無理でした。

それらの蓄積をエージェントの営業に伝え、体調不良を理由に現場退場を申し出ました。
(営業は体調不良じゃないと分かってる)

ディレクター攻撃
軽いタスク

比較的ライトなタスク

すごく軽いタスク

お試しに振ったタスク

担当社員からは「ディレクターさんからは"すごく軽いタスク"を振ったと聞きましたので、引き続き宜しくお願いいたします」ときました。

現場退場へ

退場が決まったはよかったのですが、ラスト5日でまた"軽いタスク"が振られました。
私はそれには手を付けず、ひたすら次の現場に向けて制作物を作って自身のコーディングスキルを上げ、また設計、DB、ネットワーク、セキュリティなどの技術書類を読むことに専念していました。
本来であれば良くないことはわかっていますが、もう精神的にあの現場の作業をする気にはなれませんでした。

それも、あのディレクターに対して拒否反応が出てしまったからだと思います。
コミュニケーションとかもう無理で、Slack通知もオフにしました。
でも、オフにするとすごく気になるんですよね笑

そして4月28日で私は現場を去りました。






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