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『孤狼の血』

◆あらすじ◆
昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島・呉原で地場の暴力団・尾谷組と新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の加古村組の抗争がくすぶり始める中、加古村組関連の金融会社社員が失踪する。所轄署に配属となった新人刑事・日岡秀一は、暴力団との癒着を噂されるベテラン刑事・大上章吾とともに事件の捜査にあたるが、この失踪事件を契機に尾谷組と加古村組の抗争が激化していく。

滾ったぁ!

暑苦しく噎せ返るほどの男臭さが充満してる。

昭和終末、架空の都市【呉原】
フィクションだから実際にはこんな事は起こっていないのだろうがやっぱりヤクザ抗争と言えば広島。そして広島弁が飛び交うリアリティ。

何処か懐かしさを感じながらも【コンプラ無視】のフレーズ通り現代では寧ろ新鮮にも見える暴力性とグロテスクさ。

始終なにが起こるかワカラナイ、刃の上の綱渡り。

叩き上げデカの大上とエリートキャリアの新人刑事日岡。
そんな彼等2人がまるで平行線で始まるこの物語の終盤、糞溜りから拾い上げる宝石への伏線に涙する事になろうとは・・・。

脇を固める個性派俳優達の布陣も見事!
この面子でこのシナリオ・・・まるで夢のような世界じゃあ!!!

てか、久々に出た【真珠埋め込みチン◯】
そーいう古いヤクザの美徳ホント笑える。

クソっ、久々に日本のバイオレンス映画に惚れ惚れしたぜ!
今もドキドキが止まらん。
昭和のヤクザ映画を一手に仕切ってきた東映のモノホン復活の喜びが今全身を駆け巡ってる!

まぁ、しっかし年を重ねた男達のなんと魅力的な事よ。

そして役所広司って役者はこの上なく最高だね。カッコ良過ぎた❤❤❤

ԅ(♡﹃♡ԅ)


あ゛あ゛〜〜〜この醜悪さ!待ってて良かった。


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