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映画感想『ジョン・ウィック:コンセクエンス』

原題「JOHN WICK: CHAPTER 4」

◆あらすじ◆
裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋ジョン・ウィック。地下に身を潜める彼は、主席連合から自由になるために動き出す。一方、主席連合の新たな権力者となったグラモンは、ジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破し、ジョンの旧友だった盲目の達人ケインを強引に引き入れ、ジョンの抹殺に向かわせる。そんな中、ジョンは日本の友人シマヅを頼って、大阪のコンチネンタルホテルへとやって来るのだったが…。


“ガンフー”と言わしめた一撃必殺な接近戦が怒涛の如く繰り広げられるがそこに投じられてるキャスト、カメラワーク、美術が今シリーズの集大成である事は間違いない!

てか、あの俯瞰映像のシーン何?
ワンカットだったよね?だったよね?よね?よね?違う?
それにしてもあれはカッコイイ!シューティングゲームのアングルみたいなの。
(ゲームやらんけどww)


それに加えどんな銃や武器よりも「ヌンチャク最強!」なカンフーの原点にも立ち返る様な演出。
もうヌンチャク出てきた段階でワクワクが過ぎた!₊*̥(∗︎*⁰͈⁰͈)˚ゎ‹ゎ‹♡


登場の時のヅラで真っ向から目を奪われてしまった「えっ?座頭市?」なドニー・イェン…これがカッコいい!無駄が無い!新装置炸裂な屋内アクションシーンはお見事!
ピコ~ンピコ~ンが楽しいったらないのよね~ww


そしてJAC(古っ!)から培い続けた真田氏の殺陣、変テコな日本もアートに見えるくらい全てをひっくるめて様子が良い!それってやっぱり佇まいと存在感よね~(贔屓目?ちが~う)
どうやらハリウッドでは【SANADA STYLE】的なのが出来てそうで嬉しいくらいに真田さんだった。 

絶対キアヌが彼等と共演したいって言ったんだろ⁈そーだろ⁈(笑)


そんでもって今作のジョン・ウィックの不死身ぶりったらないよ。驚きだよ。
サブタイトル『驚異のインヴァルナブル・ガンマン』だよ!ww

「大人しくなんて死なねーよ」だ。

何台もの車に撥ねられるし、屋根から落ちたり二階から落ちたり極めつけが「これがこれなんで・・・」な『蒲田行進曲』の階段落ちなど屁でもない222段の超長階段落ち・・・何度「せっかく上ったのにまた落ちるの?」って思ったか・・・ホントは肋骨2~3本折れてんじゃね?少なくとも肩は脱臼してるよね?

でも彼は【妻とワンコの復讐】を遂げるまでは絶対に死なないって誓ってるからね。
そーカンタンには死なね~のよ。

で、治安の悪いパリの全悪党どもを引き摺り出し一掃できました的な?(笑)

そうそう、その悪党どもが改造してた弾丸の炸裂度が増し増しで丸焦げ死体がゴロゴロしてたわ。

ビームかよ!!



でもさ、今作女子で目に留まったのはシマヅの娘アキラ役のリナ・サワヤマ位だけど(他女子の役者はほぼ前面に出てこなかった)存在感結構あったし彼女の雰囲気嫌いじゃない。
ロンドンを拠点にしてるシンガーソングライターらしいけどインパクトあったな。


と言うわけで、女子がほぼ居ないという事は・・・はい!男の友情、胸熱展開っすよ! 
ドキ((*〃゚艸゚))ドキ

パリの名所を男達の友情が疾走する?

特にルーブル美術館のドラクロワ『民衆を導く自由の女神』とテオドール・ジェリコー『メデューズ号の筏』を対象的に見せるシーンが印象的っだった。生と死、導きと無能。

でっさ、あの新参的に参入してきた新たな殺し屋?賞金稼ぎ君の視点がまたイイよね。
ワンコ連れてる設定は無理やりなのか無理がないのか解らんがwwでもジョンがワンコを助けるあの、あのワンシーンの為にずっと登場させてた感満載だったね。
でもそれ好き₍₍٩(ˊᗜˋ*)و⁾⁾ꕤ 
サクレ・クール寺院の時の彼の存在はちょっと和んだ。
いつの間にかジョンのファンになってる感・・・いいじゃない!


チャド・スタエルスキ監督・・・全体的に友情在りきのあの展開の脚本良かったよ~~
(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾

ラストの決闘なんて騎馬シーンから始まったから西部劇で締めたって事なの?そーなのね!

とにかくこれがシリーズ最後だと言うならアタシは大満足だ!
まさしく【初志貫徹】だぁね。

まぁ、六本木の国立新美術館が大阪のコンチネンタルホテル設定はご愛嬌ね。


スカッとだけど切ないジョナサンはキアヌだったから描けたんだね。

この年齢でアクションよく頑張りました◎





⚠️ネタばれ

決闘シーンの演出はホント一発一発緊張感あった~~~!!
そんでもってジョンがあのイケ好かないクソ若造侯爵の頭一発でブチ抜いてケインも死なずに済んで・・・ってさ、粋じゃねーか。


ジョンが「連れて帰ってくれ」ってウィンストンに告げた時のウィンストンの表情がもう凄く納得しちゃってその瞬間に「あぁ、ジョンは死ぬんだな・・・」って思っちゃうわけじゃない。
そしてあのサクレ・クール寺院の階段で朝陽に照らされるジョンの姿・・・胸締め付けられる~。

結局ジョンにとって【自由】=【死】だったって事なんだけどあの墓石を見た瞬間「良かったね」って呟いちゃった。

で、エンドロール後。
因果応報ってやつ?やっぱり報いはやってくるんだな。
ケインにとっても【自由】=【死】だった。

殺し屋稼業の最期としては在るべき結末だと思ったよ。


さぁ、次回作は『ジョン・ウィック:オブ・ザ・リビングデッド』と行きますか!!(笑)
キアヌだったらホントにやりそうだから怖い~ ァ,、'`( ꒪Д꒪),、'`'`,、

まぁ『実は生きてた』もありなんで!!
宜しくでーす♪


出来ればシャロンさんも生き返って〜!
RIP…

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