見出し画像

盗撮で3回警察に捕まった、前科者の記録

本記事はボリュームが大きく、3万字程度となっております。


前書き

盗撮で三回も警察に捕まった、前科者の経験談です。
罪状は三度とも、迷惑防止条例違反です。


人生で三度目の捜査を受け、今度こそもう二度としない事を誓い、その戒めの為に書き残すことにしました。
本文に犯罪を助長する意図はなく、同様の犯罪の予防や再犯防止、捕まった方や、その家族の方の参考になればと思い書きます。

内容がデリケートな為、完全に公開すると、冷やかしや誹謗中傷等もあるかと思い、あえて有料記事とし、お金を払ってでも読みたいと思う方向けとします。

特に同じ様な罪状で捕まった方で、現在捜査されているけど、今後どうなるか不安な方や、盗撮等やめられない方、またはその家族の方等に、お読みいただければと思います。
捕まるとこうなるんだと言うことが、ある程度はわかると思います。

また、性依存症(性嗜好障害)等、研究している方や、医療関係者、自助グループを起こしている方等も、一人の依存症の参考として、読んでいただけたらと思います。

単純にドキュメンタリーとして読んで頂くのも良いかと思っています。

有料にした理由はもう一つあり、勝手ですが、弁護士費用や示談金(慰謝料)、罰金等で、生活がままならないほど金銭的問題があります。これを少しでも解消でき、一般的な生活に早く戻れたらと言う思いからでもあります。
その為、少し料金は高めに設定してあります。


直近の3回目の事件については、記憶も新しくかなり詳細に記述できると思いますが、1回目、2回目の事件からは時間が経っていますので、記憶が曖昧な部分もありますのでご容赦下さい。

内容としては、
何故盗撮行為を行うようになったのか?
どうやって捕まったのか?捕まってからどうなったのか?
起訴されたのか?報道されたのか?
弁護士に依頼したのか?示談したのか?
捜査内容はどういったものだったのか?押収品はどうなったのか?
どうやって再発防止していくのか?
病気なのか?心療内科や精神科はどうか?
会社や仕事はどうなったのか?離婚したのか?
等を3回の事件について書いていきたいと思います。
これらを書くことによって、私自身が自己を見つめ直し、再発防止にも役立つと考えています。

詳細な体験談は本note記事で書きますが、盗撮事件についての色々な知識や考察等については、別途次のブログで公開していきます。
合わせて読んでいただけると幸いです。


ここから本題の、私が3度も盗撮で捕まった経験談を書いていきます。


事件までのあらすじ


思い起こすと、私は高校生くらいの時には、学校で女子生徒のスカート内にかなり興味を持っていました。

階段で前を登っていたり、教室で無防備な格好をしている女子生徒のスカートの中が、見えそうで見えないもので、見たいなーと思うことが多かったと思います。
しかし、多分ですがこれくらいは男子ならほぼほぼ正常な思考かと思います。

大学生くらいか社会人になって最初の頃か、この辺りでインターネットが急速に普及し、アダルトな画像等好きなものが見られるようになってきたと思います。

そこから時間が経ち、動画等もインターネット上で検索すれば、何でも見られるようになり、いつの間にか私は女性のスカートの中を盗撮している動画等を、好んで見るようになっていました。
それ以外の通常のアダルトなものも見ますが、スカートの中を映すようなものを見る比率が明らかに多かったです。

ただし、性癖と言えるようなこの内容は誰にも他言したことなく、女性との交際等もごく普通にしていました。

1回目の事件の始まり


月日は流れ、仕事後にはインターネットでゲームをしたり、何か調べたりすることが多くなり、その合間にスカート内を盗撮したような動画を探してみたりしており、ある時インターネットを見ているときに、小型のカメラが安く売っていることを知りました。

このカメラを使い、店等で女性客に気づかれないよう、自分でも盗撮できるのではないか。
と考え早速購入し、特に警戒していない女性に背後から忍びより、カメラを手に持って直接スカートの中を撮ってみました。
正直、このバレないように撮るという行為が、これまで生きてきた中で、これ程ドキドキし、脳内の興奮をさせたことはないというくらい快感でした。

何度か盗撮し、帰ってデータを確認しますが、映像は暗く何が写っているかよくわからないというものでした。
しかし、撮れたはずという思い込みから、その行為に満足していました。


その後、段々と思考がエスカレートし、もっと鮮明な映像で撮りたい。
長いスカート等、どんなスカートの人でも全て撮りたい。
と考えるようになり、撮影方法や機材を真剣に考え、最終的に靴の先に小型カメラを仕込み、レコーダーをコードで繋ぎ、手元で操作できるよう配線を作り、暗くても取れるようなカメラを選定したりし、完璧な方法で縦横無尽に盗撮を繰り返すようになります。

行動もエスカレートしていき、休みの日の予定のない時間は殆ど撮影にでかけ、撮りたいときにバッテリー切れ等無いよう、リチウムイオンバッテリーを自分でカスタマイズし、長時間の使用に耐えるようにし、バッテリー交換も簡単なように配線を作り、撮影しっぱなしで商店の中を歩き回り、スカートの人がいれば無差別に足を下に持っていき、盗撮することを繰り返しました。


何度やっても盗撮するときには脳内が異常な興奮状態となり、また、撮れたという成功体験が次々と積み重なり、人の目も気にせず大胆に盗撮するようになっていきます。

靴の中にカメラがあるので、どうやってもバレるわけがないという思い込みと、色んな女性のスカートの中を自由に見ることができているという、全能感のような感覚があり、やめられるわけがなくなっていきます。

1回目の検挙


ある時、デパート内の書店で盗撮し、スカートの人がいなくなったので、他の店を周りスカートの人を探し、また書店に戻り盗撮し、店を出ようとしたところで店員の方に声をかけられました。なんと言われたか覚えていませんが、最終的に裏の事務所に来てという話になったはずです。私はそのやり取り中、冷静を装いつつも内心はとても動揺し、どうやってこの危機を回避しようかと、脳みそフル回転で考えていました。

裏の事務所についていくふりをし、店員が背中を向けた瞬間、全力でダッシュしました。足にカメラやコードがある為、走りにくいですが、そもそも私は異常に足が速いため、一瞬で店員から離れましたが、店員が「あの人捕まえてー!」と叫んだので、近くにいた警備員が追いかけてきました。

それでもあっという間に引き離し、店の外まで出て、駐車場まで来ましたが、少し冷静になり、顔も見られて多分防犯カメラにも写っている。
この状態で車で帰っても、ナンバーもバレるだろうし、逃げ切れないかと思い、自ら戻って警備員と店員と一緒に、書店の事務所に行きました。
そこで防犯カメラの映像で女性の足元に私の足を突っ込んでいる映像を見せられ、「盗撮ですよね?」と確認され、警察を呼ばれました。

この時、店員から聞いたと思いますが、最初に盗撮していた時かその辺りで、他のお客さんが怪しいと思い、店員に特徴を告げていた事、その後また私が来たときに注視していて、スカートの女性の足元に不自然に足を突っ込んでいた事から、声をかけたとの事でした。


最初は制服の警察官が来ましたが、適当に誤魔化して罪を認めず話をしているうちに、私服刑事が何人か来て、恫喝されつづけ自白させられ、カメラや機材を全て押収され、そのまま警察車両に乗り込み警察署で取り調べとなりました。
この時、私は警察に捕まるという発想を持っておらず、盗撮でそんな大事になるという考えすら持っていませんでした。
刑事に恫喝され、警察署に連れて行かれるうちに、事態を飲み込んできて、全身の震えが止まらなくなってきていました。

続きをみるには

残り 23,353字

¥ 2,980

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

よろしければサポートお願いします。いただいた分で、ブログ等に必要な新しい情報収集に使わせていただきます。