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姉と金縛り

姉と金縛り

こっぴどく相場にやられて、落ち込んだとしても何も事態は変わらない。なぜ負けたのか、書き記してみたが、それを読み返して轍とできるか、それもよくわからない。

空気ががらりと変わる。相場ではよくあることだが、短期でここまでするすると相場が上がる(日経について)はあまり経験がない。逆はよくある。こつこつとあがってきたものがズドンと下がって、もう下がらないだろう、と思ったところでまた一段下に下がっていく。恐怖で身動きがとれない。

今は、相場が上がることによってその金縛りがきている。

そういえば、金縛りにあったことがない。姉はよく金縛りにあっていた。金縛りが解けたとたんに、なぜか枕元にどこからか鋏が落ちてきたことがある、と言っていた。

よく、催眠術や読心術の本を読んでいた。我が姉ながら怪しい。

しかし、ロックを聞き始めたのも、ドラムをたたこうと思ったのも、元はといえば姉の影響なので、怪しさも含めてか含まずか、私の要素の決して少なくはない部分が姉の影響下にあることは間違いない。

直、六十に手が届こうという姉は、十五歳程度若く見える。皺もほとんど目立たない。それが逆にまた、胡散臭い。まあ、私もいつも十歳近く若く見られるので姉と同様に胡散臭い。無職の分、胡散臭さではこちらの勝ちか。

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これが2017年10月ごろのことです

姉はアクセサリーの製造販売をしているが最近占いも始めたとのこと

怪しさに磨きがかかっている

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