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定型短文(詩?)を提唱します その6 ロータス


4音4節3行の
定型短文(詩?)を提唱します


夜明けの  寸前  目覚めた  ロータス
開花の  音すら  かき消す  吐息と
押さえた  頭と  薄れる  花芯と

花嫁  姿に  よく合う  長ドス
夜更けの  布団が  切り付け  られれば
おいどの  切れ目に  咲くのが  紫陽花

隊長  みずから  誤解を  恐れぬ
つめたい  プールの  全体  点検
全裸の  どこかで  波打つ  松明

君には  トカゲの  たましい  あげるよ
ありがた  迷惑  とはいえ  嬉しい
やっぱり  信じて  欲しくて  このまま

出血  覚悟の  洋食  ランチに
魚を  ゆでても  ぱさぱさ  していた
希望の  ゼラチン  ふさげぬ  切り口


#方法詩 (文)?

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