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不動産について

不動産について

富裕層の話を聞くと必ず出てくのが、富裕層の間でだけ出回る儲け話、と不動産投資の話だ。私は富裕層ではないのでそんな話を耳にしたことはないし、そもそも億ぐらいの損失を誤差の範囲と思えるような人にしかそのような話は回らない。命金で損失、一家離散などその程度の小金持ちは相手にされないのだ。

富める人たちはその中でだけ有利な話を共有し、その人たちだけでより富もうと助け合う。その逆は誰なのか、知らない。

後は、必ず出てくる不動産の話。不動産は避けて通れない道だと思っていたのだが、大家だからといって、苦もなく家賃収入が寝転がって入って来るわけではない。物件は物だが、貸すとなると相手は人だ。物件は確実に傷むし、人が住むところになにが起こるか、誰にもわからない。ただ、勤め人は銀行からの融資が受けやすいので、銀行が資金を出した委託業務として不動産経営を副業として行う、という考え方はある。勤め人がつとまるなら不動産経営業務はできるだろうという貸し手は思い、借りることでの税制や経費計上、減価償却などのメリットを享受し、サラリーマンの手取りを増やし、なおかつ家賃収入の上乗せが図れれば互いの投資は成功といえる。

これらは不動産投資に詳しく、自分でも軌道に乗せた友人からの受け売りだ。最低この程度の掘り下げた知識や空室率、損益分岐の計算ができなければおそらく不動産経営は難しい。

私は、それに付随する様々な手続きとクレームトラブル等が心理的に最大のリスクと思えたので今のところ不動産は考えていない。おそらく、いいところはパイオニアの人たちが握っていて市場に出ない。出るにしても、いくつもの物件を持ち、信用を重ねている人間つまり、成功している人にしかそのような物件はこない。業者も仕事でやっている。お互いに利益になる取引を目指そうとする。いい業者はそういうものだ。信用できず、上手く行っていない投資家にいい物件は回らない。基本、素人が掘り出し物を手にすることは不可能だ。

それに、件の友人は不動産投資に並々ならぬ情熱を傾けていた。きちんと勉強をして、失敗も経験し、独学で投資勘を磨き様々な人脈を築いてきた。事実、いくつかの事業を成功させ、その資金で不動産を始めようとしたとき、融資が受けられないのでサラリーマンになったという変わり種だ。借りることでのメリットを最大限合法に生かし、おそらく居た会社の誰よりも高い年収を稼いでいた。

二つ仕事を持つぐらいのバイタリティがなければ不動産は失敗する。基本、不動産を持てば誰でも大家だが、それ以降は持ち部屋を増やしていかないと利益も出ず、リスクも上昇し、破綻していく確率が高い。それでも検討したいという事で有ればまずは「建美家」などのサイトをすべて読むくらいの下準備はしたほうがいい。いいことも悪いことも書いてある。

しかし、みんな、基本バイタリティに溢れ、アグレッシブな人たちなので、おそらく様々な事象の記載に圧倒されることと思う。が、私は不動産はやめておきたい。

いくつかこういう生臭い話も入れていきます

しかし情報商材へ誘導とかありませんのでご安心を へへ

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