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コワーキングスペース

コワーキングスペース

確定申告を終えた。損失繰り越しのための申告。前々年の損失に付いての資料がどこにも残っていなかったが、仕方なく前年のみ申告した。


ところでプリンターを持っていない。ワーキングスペースを利用することにした。


以前、どのようなものかと行ってみたことがある。そのときは五人ほどの利用者しかいなかった。鬼のような形相でノートPCをかちかちやっている女性がいた。三時間で五百円。一応三時間にして、周りの様子を観察しながら、二時間ほどいて帰った。


今回は二回目なので敷居が低い。時間としては一時間。200円と税。メモリに残したデータをプリントアウトするだけなのですぐ終わると思っていた。午後三時十五分まで。


今回は十人ほど。定年後と思われる男性。寝癖そのままの髪でジャージ姿の若い男。そのほか私服の人たち。たまにスーツ姿の人もいるがよれて皺じみていた。ずっとコピーをとっている。


大きなテーブルのエリアと個別の学校式の配列の机のエリア、また、壁際にいくつか置かれた管理職的な配列のエリアに分かれる。管理職エリアの角に前回は座ったが先客がいた。今回はそのエリアのあいているところに座る。

そこで、作業を始めるが、PCの調子がすこぶる悪い。遅く、全く次画面に進まない。すすんだとおもったら接続障害。しばらく試したがだめ。そんなこんなで40分も費やしてしまった。

途中で若い女性が入ってきて隣に座った。ここが私の自意識過剰で自分でもイヤになるところなのだが、すぐに入れ替えで立ったら感じが悪いかも、などと勝手に気にしている。それで時間の無駄。莫迦かと思う。


時間も少なくなってきて別の席に移る。そこであっけなく五分もかからずプリントアウトまで行く。適当なプリンターを選んで印刷ボタンを押してから、店の人にプリンターの使い方を尋ねる。その適当に選んだプリンターがまだ続いているコピーの男のプリンターでなくてよかった。

紙がなく印刷できてないだけで給紙したらすぐに出た。代金は瓶に入れておいてほしいという。雑駁だ。19枚とって、一枚10円とのことなので200円入れておいた。三時十分。スペースを出る。店のアルバイトと思われる若い女性は感じがよかった。スペース自体に緩い雰囲気が漂っていた。その足で税務署へ。


組織に属さないからといって身だしなみには気を使わないと、とくに髪や髭はきちんとしないとな、などと思いながら陸橋を渡っていった。

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今年の確定申告はまだです

今はプリンタも買いました

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