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私のポートフォリオ (2/3)

ぜんぜんです。いちサラリーマンが20数年前に趣味ではじめた投資ですが、今では資産3億円を超えるまでになりました。

ここ数日の下落はきついですね。でも、リーマンショックの時も、何年かで元に戻り、さらに上昇してきました。暴落時にうまく立ち振る舞えれば、利益をさらに延ばせるでしょうが、そういうのは一部の限られた人、運の良い人だけです。私含めて凡人は、退場しないよう耐えるのが最善だと思います。そのためにも、投資は余裕資金でやりましょう。

さて、ポートフォリオ紹介の続きです。前回は大部分を占めている株式(85%)について紹介しました。

株式の次に多いのが投資信託(6%)です。今回は投資信託についてです。

投資信託

もともと投資信託にはまったく投資していませんでした。というのも、結局のところは株式や債券の組み合わせであり、余計な手数料を取られて損だと思っていたためです。しかし、最近はもっぱら投資信託を積み立てています。

理由のひとつはiDeCoです。投資信託を始めたきっかけは、前職の企業年金が確定拠出型になったことです。退職時には退職金の一部をiDeCoに移し、以後、節税の観点から上限まで積み立てています。最初は手数料のため敬遠してましたが、安いものがどんどん出てきて助かりました。iDeCoは全額eMAXIS Slim 米国株式に入れています。

もうひとつの理由は為替です。私はもっぱら米国に投資しており、株やETFを購入するには、円からドルに替えなくてはなりません。円高の時代にはバンバン気兼ねなくドルに替えていましたが、円安傾向になってからはドルに替えられなくなりました。その点、投資信託への積立であれば、少額で時間分散されて気にならなくなります。

銘柄

購入している銘柄は、米国株インデックスがメインです。具体的には、eMAXIS Slim 米国株式、楽天・バンガード(全米株式)をメインに、少しiFreeレバレッジ NASDAQ100を加えています。あと、暴落時にマイルドになることを期待して、USA360にも入れています。投資信託にはたくさんの種類がありますが、なるべくシンプルで手数料が安いものを選べばよいと思います。

購入頻度

毎日積立にしています。結局のところ、毎日でも毎週でも毎月でも大差はないようです。私が毎日にしているのは、気持ちの問題です。急落して急回復というのはよくありますが、タイミングによって買えないと悔しいですよね。投資信託はリアルタイムの価格で購入できるわけではないので、買いのタイミングが非常に難しいです。毎日積立にしていれば、とにかく少額の一定額が買われているわけで、タイミングが気にならなくなりオススメです。また、大きく下落した時に余裕があれば、スポットで少し多め目に入れてます。

まとめ

今回は投資信託について紹介しました。運用資産の6%と占める割合は小さいですが、iDeCoも含めれば10%以上になります。また、新規の資金はすべて投資信託に入れています。

以前と比べて、手数料がずっと安くなり、毎日積立が手間なくできるなど、投資環境は劇的によくなりました。なんと言っても、個別の銘柄や日々の変動が気にならなくなり、精神的にずっと楽になります。積立NISAの制度を利用するのもおすすめです(私も使ってます)。

20年前の自分にアドバイスするなら、余裕資金は銀行に預けるのではなく、手数料の安い投資信託に積立しておけ、と言うでしょう。

(続き)


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