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成子淀橋十二社翔覧絵巻

【今日の新宿の住人】
 『成子淀橋十二社翔覽』には、描かれている範囲外の要素も含まれています。そのひとつが淀橋の北側にあたる、落合です。ここで、大田南畝(おおたなんぼ)ら内藤新宿に縁のある文人たちが。中国唐代の文人・陶淵明(とうのえんめい)の自然を愛する暮らし方を慕い、中秋の名月を愛でる散策をおこないました。内藤新宿から百人町の質素な家に集まり、そこからお酒を楽しみつつ、月明かりの中を落合に向かって散策をし、その様子を漢詩に詠い、描いたのが穴八幡に残る『望月帖』です。これは長閑な田園と虫の声に包まれた夜を描いた『望月帖』のワンシーンをリメイクしたものです。
 ちなみに、落合というのは、川の合流点をいいます。新宿区の落合では妙正寺川と神田川が合流します。

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2021年9月25日より新宿歴史博物館にて展示予定

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