第2回:『この土地おいくらっこ』開発の裏側:1日でモックアップを作った

家を買おうと思い立ち、「土地の価格がわかるアプリを作ろう!」と意気込んで開発をスタート。住所を検索して楽しく価格を調べられる機能を目指すことにしたのだった。


1. まずはやってみよう

「この土地、いくらなんだろう?」とか、「実家の土地ってどれくらいするんだろう?」なんて思ったこと、ないだろうか?
実は私も、そんなささやかな疑問から始まったのです。そして、そこから「あっ、こんなアプリがあれば便利なんじゃないか?」と思い、開発を決めたのだ。

不動産業者の方、これから家を買おうとしている方、あるいは「実家の土地の価値、ちょっと気になるなぁ」なんて方々には、サッと調べられるツールがあったら助かるんじゃないかと思った次第。

それにしても、Xcodeなんてほとんど触ったことがないので、手っ取り早く「なんかいけそう感」を得ようと、まずはモックアップを作ることにしたのだ。

結果、なんと1日で完成したのだ。自分でも驚いた。

chatGPTとの最初のやりとり

くそう!英語がわからないと知ってるくせに!

2. 地図クリックで広がる楽しさ

かみ合わないふたり

さて、最初は「住所を文字入力して価格を表示するシンプルなアプリ」を目指していたのだ。
だが、何度chatGPTに伝えても、
「わかりました。地図をクリックするということですね!」
と地図アプリを作ってくる。
いや、こっちは住所入力の話をしてるんだけど、と思いつつ訂正するが、まったく動じない、さすがAI。なんて図太いんだ。
とうとう根負けして試しにビルドしてみた。すると、これが思いのほか楽しいのだ。

AIに屈する人類

実家の周りをポチッとクリックして、「あぁ、こんな値段なんだな」と思ったら、次に「じゃあ隣の駅はどうなんだろう?」とか、「東京駅の周りってやっぱり高いんだなぁ」とか、どんどん気になってクリックが止まらなくなるのだ。この記事を読んでいるあなたも、きっと同じようにポチポチしたくなるはずだ。

なんだかくやしいが、楽しい
長押しするとその周辺の公示価格を呼び出す

3. API実装とAIとの格闘:これでいけるはずです!

だが、ここで待ち構えていたのがAPI実装の壁。エラーメッセージの嵐なのだ。そこで、AIにエラーメッセージを投げつけて、「どうしたらいいんだ?」と聞いてみると、返ってきたのは「これでいけるはずです!」と自信満々な答え。試してみると…失敗。またエラーなのだ。

こいつ、なんで自信満々なんだ?

その後も何度か同じようなやり取りを繰り返し、最終的には公式ドキュメントと成功例のURLをAIに送りつけて、「こういうふうにかいてほしいの!」と要求した。すると、ようやく正しいコードが出てきたのだ。
やはりできるといってもまだ1年目、新人AI君に任せっきりにせず、上司であるこちらが主導権を握ることが大事なのだ。

参考にさせていただいたサイト


4. まとめ:シンプルな機能が広げる可能性

こうして完成したモックアップは、地図をクリックするだけで土地の価格がパッとわかる、シンプルで楽しいアプリなのだ。実際に使ってみると、直感的に「ここも調べてみよう」「あそこもどうかな?」と次々にクリックしてしまう楽しさがある。

なにせ、どれだけ聞いても「買わないんですか?」という圧をかけてこないのだ!

いくら聞いても「こいつ、買うないくせに」という顔をしてこない

この記事を読んで、「ちょっと試してみようかな」と思った方は、ぜひアプリをダウンロードしてみてください。身近な場所や気になるエリアの価格を調べてみると、新たな発見があるかもしれませんよ。



ダウンロードはこちらから
「プロも使える便利なツールです!」 by chatGPT

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?