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2023年の読書まとめ

2023年に私が読んだ本の一覧です。
5点満点で評点もつけています。
本棚をみればその人がわかるといいます。
最近noteをはじめた私の自己紹介としてもご覧ください


書名一覧

書名(書名に続く数字は評価点数)
・韓非子全現代語訳 5
・パワー 4
・バンビ 5
・関所──その歴史と実態 3
・八本目の槍 3
・グリックの冒険 3
・イクサガミ 地 4
・冒険者たち ガンバと15ひきの仲間 4
・あなたも脱出できる 脱出ゲームのすべて 4
・ガンバとカワウソの冒険 3
・終わらざる夏 3
・クラバート 4
・遺言書は死んでも書くな 3
・少年キム 3

評点の基準
読了後は読書メーターに記録し、簡単な感想と5点満点の点数をつけています。
3点が基準。
目安としてはこんなかんじ。
 5点……全人類読むべき
 4点……興味がある人には是非おすすめしたい
 3点……読もうとしている人がいたとして止めはしない
 2点……時間の無駄
 1点……資源の無駄
 0点……読むと害がある

14冊ということで大体月1冊ペースです。
趣味は読書とギリギリ言える量でしょうか。読書家とはとても言えません。

今年は2点以下はありませんでした。喜ばしいことです。確か、過去には1点までつけたことがあります。
5点も2冊あって、どちらも素晴らしい本でした。

満点2冊

満点その1
韓非子は一昨年の貞観政要に続く中国古典枠です。別途感想をまとめたい本です。
特に他人を説得する技術を解説した「説難」は一読を強くすすめます。
説難の現代語訳部分だけなら5分もあれば読み終わります。

満点その2
バンビはあのディズニー映画バンビの原作で、自然と人間のかかわりを描いています。
現代ではあまりにもありふれてしまって逆に見かけなくなってきた感さえあるテーマですが、森の息遣いまで感じさせるような自然の描写がそれだけで涙してしまうほどに美しい。
大人も子供も、どちらの賞味にも耐え、それぞれ違った味わいを得られる作品でしょう。

2023年ベスト本はバンビです。

バンビ

満点以外の本について

グリックの冒険、冒険者たち、ガンバとカワウソの冒険は同一シリーズの作品です。
個々の感想はTwitterに上げました。ここでは3つまとめての感想を。
作品として一番楽しめたのはやはりアニメ化もされた冒険者たちでした。
グリックは処女作特有の良さがあってこちらも捨てがたい。
カワウソはちょっと問題意識が表に出すぎてしまっていて、前2作と比較すると私の評価は一段下がります。

脱出ゲームのすべては脱出ゲームについて知りたい方以外に、アナログゲームの歴史を知りたい方にもおすすめです。
網羅的に説明されているうえ内容も正確で、相当下調べして書いてそうです。

終わらざる夏は別途noteに感想をまとめました。

大問題がありまして。
「積みを崩そうと読書をはじめるとなぜか自然と本屋に行く機会も増え、読む以上のペースで本を買ってしまい逆に積みが増えてしまうんだよ問題」です。
できるだけ本屋に寄らないようにしようと思います。でも本がたくさんある空間にいると心が安らぐんですよね。とにかく積みを増やさないように心がけます。
収納スペースも問題です。
今まで本を捨てられない人間だったのですが、そうもいっていられなくなり、ここ1年でけっこう頑張って捨てました。
ただ、捨てると空いたスペースを本で埋めたくなるのですよねえ。
電子書籍には転向したくないです。20年後に読めるかどうかわからないものを買いたくない。

2024年の読書予定

購入済みの川越市史を読みます。
市史はもう読み始めていて、中世編の終盤まで読み進めています。
何百年もの昔から地元の歴史が地層のように積み重なって今の街があり、それを毎日踏みしめて歩いているのだと実感が湧いてきます。
気になったことがあったらすぐ現地に行って確かめられるのも楽しい。

とにかく積ん読を解消していきたい気持ちがある一方で、別に積んだままでもいいのではないか? とも思わないでもないです。

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