世界遺産「シーギリヤ・ロック」
■スリランカの世界遺産「シーギリヤ・ロック」
スリランカの観光地で最も人気が高い、世界遺産のシーギリヤロック。
5世紀頃、父を殺害したカーシャパ王は弟の報復を恐れて逃げるように巨岩の上に宮殿を築きました。王様の引きこもりとも言えるシーギリヤロックの歴史は父を殺し、弟を恐れ、最後は自殺して11年の短い王都は幕を閉じます。壮大な自然、美しい謎の美女のフレスコ画など、シーギリヤロックの魅力は沢山あります。
■シーギリヤ・ロックの登頂開始
スリランカの人専用のチケット売場です。外国人はミュージアムの一階の外国人専用チケット売場にいく必要があります。(入場料は3000円位)売り場を過ぎると堀があります。ガイドの案内では堀には、侵入者を防ぐためワニがいたそうです。
■シーギリアロック 前庭回廊
入場すると現地人が何人も、後を追いかけてついてきます。登頂を助ける(ロックの名物1000階段を、お尻を押したり手をひっぱたりする)といってチップをねだってきます。かなりしつこくロックの中腹あたりまでついてきます。
■シーギリア夏の宮殿
宮殿の両脇には、貯水池がたくさんあってすべて干上がっていましたが、雨季には満水になるようです。
■シーギリア・ロックが目の前に
夏の宮殿を抜け参道を進むと、ロックが目の前に迫ってきます。すごい迫力です。ロックの中央部オレンジ色の壁がミラーウォール(鏡の回廊)です。
ミラーウォールの右側に黒く見えるのが螺旋階段です。
螺旋階段下のオレンジがミラーウォール(鏡の回廊)です。螺旋階段を上がると、有名なシーギリア・レディと呼ばれる18人の美女たちが描かれた場所に到達(2017年春から、一般的には撮影禁止です)
ミラーウォールの左端にはライオンロックへ上がる階段があります。
■シーギリア・ロック名物の1000階段の始まり。
この2つの岩の間を通り抜けるところから、いよいよ本格的な〝シーギリヤロックの階段〟がスタートします。この辺まで現地のお助けガイドがチップを求めてついてきます。
■ミラーウォール(鏡の回廊)入口到着
林の中の階段を上る時は、風が無く暑かったが上に上がるにしたがって風が強く涼しくなってきた。スリランカのお坊さんとすれ違う。
■螺旋階段を上る
螺旋階段を上ってシーギリア・レディを見学です。
■シーギリア・レディ
シーギリア・レディたちは後宮の女性たちといわれていますが、〝雨の妖精〟とか〝天女〟というのが有力な説だそうです。風雨を避けられる半洞窟のような位置に描かれていたので、奇跡的に素晴らしいコンディションを保っているといわれています。
鉱物や植物の天然顔料を使っているとはいえ、1400年以上もの歳月を経ているとは思えないみごとな彩りです。日本でいうと7〜8世紀に描かれた高松塚古墳の壁画みたいなものなのかと思うと、ちょっと覆いをしただけでのこっているのは、スゴイことだと思います。
私が訪れたときは、撮影禁止では無く自由に撮影できました。
■王宮への入口を守るライオンテラス
広場があり王宮入り口に、驚くほど大きなライオンの足の爪先があり、まんなかを階段が上へとつづいてます。
■ライオンテラスで一息つく
かなり汗をかいたので王宮への階段を上る前に休憩する。かなりの高度があり周りのジャングルの風景が素晴らしく、風も強く涼しかった。
入り口にある夏の宮殿跡がよく見えた。
森の中にある仏像
サルも涼しそうに休んでいた。
■ライオンテラスから王宮への階段を上る。
途中大きなハチの巣があり、ガイドから注意をするように案内される。
夏は、このスズメバチが猛威をふるって、最悪、頂上に登れないこともあるとか。「ライオンテラス」の広場には、避難所のケージまで用意されてます。
■登頂、王宮後に到着
ようやく頂上にたどりつきました。風が涼しく、気持ちよいほどの絶景です。登りはじめて約1時間くらいでしょうか。5世紀後半のスリランカの王さまが建てた王宮の跡登るだけで一苦労、よくもこんな場所に王宮を立てたものです。建物が残っていれば世界一の観光地になるのでは。
■下りは楽でした。
途中にあったコブラフードケイブ
■シーギリア出たら凄いものに出会いました。
オオトカゲ
ゾウに乗った女性
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