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松江武家屋敷

松江城のすぐ目の前、松江市北堀町の北堀川周辺は、かつて松江藩の中級武士たちが暮らした屋敷が並んでいた場所。特に松江藩家老に上りつめた塩見家の屋敷があったことから「塩見縄手」と呼ばれ、松江市伝統美観指定地区にもなっているエリアだ。

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■武家屋敷
武家屋敷は、主屋、長屋門・塀などからなり、江戸期の面影を今に伝えています。塩見縄手の名前の由来となったとされる塩見小兵衛も住んだ屋敷で、500~1,000石程度の藩士が屋敷替えによって入れ替わり住んでいました。

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主屋はおよそ67坪で、表側である式台玄関(来客用玄関)から座敷に至る部分と、裏側である私生活の部分では造りも材料も特に区別がされ、武家の公私の別の厳しさを示しています。また、築山式の庭園は、飾りを省いた素朴なつくりで、質実剛健の気風がうかがえます。

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■小泉八雲記念館
「耳なし芳一」「むじな」「雪女」などの短編を収めた『怪談』や『骨董』といった著作で知られ、1年3カ月を松江で過ごした小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)に関する収蔵品を展示した記念館。武家屋敷が建ち並び、江戸時代の城下町風情が残る「塩見縄手」の通り沿い、「小泉八雲旧居」の西隣にあり、周囲の風景にマッチした木造平屋建て和風造りの建物です。

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■小泉八雲旧居
小泉八雲が1891年から暮らした屋敷は、旧松江藩士根岸家の持ち家でした。彼自身が武家屋敷での暮らしを切望していたことと、屋敷の主・根岸干夫が簸川郡(現出雲市)におり空き家だったことが重なり、この屋敷で暮らすこととなったのです。

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■武家屋敷街「塩見縄手」
道沿いには往時をしのばせる武家屋敷がずらりと続き、視線をずらせば国宝松江城が聳え立つ。道沿いに生える立派な松の木は江戸時代当時のもので、その見事な枝ぶりと、堀を舟がゆったりと通り過ぎる様は、過ぎ去りし時代の雰囲気を生き生きと感じさせてくれる。

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■堀川めぐり国宝・松江城がある島根県松江市は「水の都」と呼ばれるほど、水とともにある町並みが美しい城下町です。城を囲む堀もその一つ。築城(1611年)と同時に造られた堀の一部が、城とともに現存する城下町は全国でも貴重。この堀を小船でめぐる「堀川めぐり」は水の都・松江の風情を体感するのにぴったりです。

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■松江城のお店

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■美しい世界の風景

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