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ソウル市庁前の「徳寿宮」

徳寿宮は、元々は朝鮮時代の王族の邸宅でしたが、豊臣秀吉による壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の際に、ほとんどの宮殿が破壊されてからは、一時的に王の居所が移され、宮殿としての性格を持つようになりました。

■正門・大漢門
徳寿宮の入口。もともと徳寿宮の正門は大漢門ではなく、仁化門でした、大漢門の周辺にいくつかの道路が作られ、交通の便がいい大漢門が正門として利用されるようになりました。

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■正殿・中和殿
中和殿は、徳寿宮の中枢として国の公式行事を司どったところでもあります。内部の天井には2匹の龍が描かれていますが、この爪の数は7本となっています。

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■徳弘殿
王が外国の使臣や高位官僚と接見する際の接見所です。

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■静観軒
西洋の趣きをかもしだしている建物静観軒は、朝鮮時代の王、高宗が宴会をしたり、くつろいだりした場所だといわれています。

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