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世界遺産「アル・バリード遺跡」

■オマーンのサラーラにある世界遺産「アル・バリード遺跡」
アル・バリード遺跡は、古代から中世にかけて乳香交易で栄えたところである。その歴史は紀元前2世紀にさかのぼる。同地方にシスルのウバール遺跡、サラーラのアル・バリード遺跡、ホール・ルーリのサムフラム遺跡などが点在し、フランキンセンスもワジ・ダウカ乳香公園で見ることができる。
アル・バリード遺跡は完全には発掘調査が完了していないよです。既に発掘された石積み建造物の下層部には更に後世の遺跡が埋もれているようで、更なる調査と発掘が期待される。
現時点までで発掘されている遺跡の大部分は9世紀~10世紀のものであるが、町の歴史は大変に古く、出土した陶器やコインなどの研究調査から、初期の文明社会がこの場で始まっていたと考えられている。

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■乳香の木乳香は、乳香の木に傷をつけてそこから染み出してきた白い脂(やに)状のものを乾燥させたもので、松脂のようだが、白くきれいなほど高価とのことだ。

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■乳香博物館
博物館はヒストリーコーナーとマリーナコーナーで構成されていて、乳香や乳香の交易に関して学ぶことができる。

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