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美しい日本の風景

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美しい日本の風景写真集
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#世界遺産

世界遺産の「知床半島」

知床半島は、北海道東部の斜里郡斜里町と目梨郡羅臼町にまたがる、オホーツク海の南端に突出した半島。長さ約70km、基部の幅が25kmの狭長な半島であり、西側がオホーツク海、東側が根室海峡に面している。また、半島東側には国後島が平行する形で横たわっている。 ■斜里町ゴジラ岩 ゴジラ岩は、本物のゴジラには遠く及ばないが高さが15メートルあり、観光船が発着するウトロ港のすぐ近くにある。角度によってはゴジラに見えないかもしれないため見過ごされてしまうことも多いこの岩。 ■オシンコシ

世界遺産「熊野本宮大社」

全国の「熊野神社」の総本宮にあたる熊野三山。三山の中でもとりわけ古式ゆかしい雰囲気を漂わせるのが、聖地熊野本宮大社です。熊野参詣道のなかでも、多くの人々がたどった「中辺路」を歩くと、難行苦行の道のりを終え最初にたどり着くのが熊野本宮大社です。 ■美しい日本の風景

世界遺産桜の名所「吉野山」

日本一の桜の名所として知られる吉野山。吉野山の桜は1300年も前から「ご神木」として崇拝され、手厚く保護されてきました。 春には日本古来のヤマザクラを中心に約三万本と言う世界に類を見ない規模の桜が咲き誇り、その光景は「一目千本」等と形容されてきました。 ■金峯山寺蔵王堂 金峯山寺は、吉野町にある金峯山修験本宗の本山。本尊は蔵王権現、開基は役小角と伝える。 金峯山寺の所在する吉野山は、古来より桜の名所として知られ、南北朝時代には南朝の中心地でもあった。 ■南朝妙法殿 世界

世界遺産の「姫路城」

姫路城は日本を代表する城で、国宝や世界遺産に選ばれています。現存12天守のひとつで、もっとも大きい現存天守です。黒田官兵衛が毛利攻めの拠点にするようにと羽柴秀吉に献上した城としても知られています。現在の天守は江戸時代に入ってから「西国将軍」と称された池田輝政によって建て直されたものです。 ■美しい日本の風景

世界遺産の「東寺」

東寺は、正式名称を教王護国寺と言い、国家鎮護の密教寺院という意味があります。お大師様の寺として信仰を集めた寺院は、現代においてもその姿を残し、1994年の12月には世界遺産にも登録されました。 ■五重塔 高さ55mの五重塔は、日本における木造古塔の中で最高の高さを誇っています。仏陀の遺骨を納める塔・ストゥーバを起源とした党の内部には、空海が唐から持ち帰った仏舎利が安置されているそうです。細部の組ものまで純和様式を守り、国宝にもなっている五重塔は、江戸時代前期の秀作と言われて

世界遺産「元離宮二条城」

京都の二条城といえば、歴史の教科書でもおなじみの観光名所です。また世界遺産に登録されたことで、海外からも大勢の観光客が毎年訪れます。徳川将軍家ゆかりの城にふさわしく、城内には国宝や重要文化財クラスの建造物あるいは絵画などが数多く残り、見ごたえも抜群です。 ■東大手門 二条城の正門にあたり、現存の門は1662年頃の建築と考えられています。 ■唐門 二の丸御殿の正門にあたり、切妻造、桧皮葺の四脚門でその屋根の前後に唐破風が付きます。 ■二の丸御殿 東南から北西にかけて、遠侍

世界遺産「相倉合掌集落」

美しくてどこか懐かしい日本の原風景に引き込まれる五箇山相倉合掌造り集落。幻想的な空間に心奪われ、非日常を堪能できます。「合掌造り」と呼ばれる茅葺の家屋は、国内ではこの近隣でしか見られない大変貴重な民家の形式で、今もここ相倉合掌集落には、23棟の合掌造り家屋が現存し生活が営まれています。 ■美しい日本の風景

焼失前の世界遺産「首里城」

2019年10月31日午前2時40分ごろ、那覇市の世界遺産、首里城跡に建つ首里城正殿付近で煙が出ていると119番があった。沖縄県警や消防によると、木造3階建ての正殿から出火して北殿、南殿などに延焼、6棟約4200平方メートルをほぼ全焼し、約8時間後に鎮圧された。火災前に撮った首里城の写真です。 ■焼失前の首里城写真集 ■世界遺産の首里城 首里城は1429年から450年間存在した琉球王国の政治や外交、文化の中心地。太平洋戦争中の沖縄戦で焼失したが、沖縄の本土復帰後の92年に

世界遺産「紅葉の日光東照宮」

日光東照宮は、日本の関東地方北部、栃木県日光市に所在する神社。江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権現を主祭神として祀る。日本全国の東照宮の総本社的存在である。また久能山東照宮・上野東照宮と共に三大東照宮の一つに数えられることが多い。 ■ 石鳥居 1618年に九州筑前藩主黒田長政公によって奉納されました。石材は、まず九州から船で小山まで運ばれ、その後陸路人力でこの日光まで運ばれました。 ■ 五重塔 1650年、若狭の国小浜藩主酒井忠勝公によって奉納されました。文化

天平文化の結晶「紅葉の唐招提寺」

唐招提寺は、奈良市五条町にある鑑真が建立した寺院。南都六宗の1つである律宗の総本山である。本尊は廬舎那仏、開基は鑑真である。中国・唐出身の僧鑑真が晩年を過ごした寺であり、奈良時代建立の金堂、講堂を始め、多くの文化財があります。 ■南大門 唐招提寺を訪れた人がまず目にする建造物。1960年に天平様式で再建されたもので、五間の中央に三扉とする、切妻造りの建物です。 ■金堂 南大門をくぐった正面にその荘厳な姿を見せる金堂は、8世紀後半の創建時の姿を残す代表的な建築物です。 ■

日光の世界遺産「紅葉の神橋周辺」

日光国立公園の入口となる大谷川の清流に、古くから神聖な橋として架けられたのが神橋です。神橋はアーチ形の木造反り橋で、その構造から錦帯橋・猿橋と並んで日本三奇橋の一つに数えられています。 ■世界遺産の「神橋」 1944年に国宝建造物に指定され、1950年には国の重要文化財に指定されました。さらに、1999年12月2日、世界遺産に登録されました。 ■天海僧正像 天海大僧正(慈眼大師)とは 徳川家康公、秀忠公、 家光公の3将軍に仕え日光山第53世貫主を務め、一時衰えた日光山を

紅葉の東山慈照寺「世界遺産銀閣寺」

慈照寺は、京都府京都市左京区銀閣寺町にある、臨済宗相国寺派の仏教寺院。相国寺の境外塔頭である。室町時代後期に栄えた東山文化を代表する建築と庭園を有する。 室町幕府第8代将軍足利義政が鹿苑寺の舎利殿を模して造営した楼閣建築である観音殿は銀閣、観音殿を含めた寺院全体は銀閣寺として知られる。 ■向月台 銀閣寺といえば高さ1.8mの向月台。向月台は月の光を反射し、銀閣を照らす役割とも伝えられる。 ■銀沙灘 上海市から新幹線で1時間ほどの距離にある杭州市の西湖を模したともいわれる。

世界遺産の「平等院」

平等院は、日本の近畿地方の、京都府宇治市宇治蓮華に所在する、藤原氏ゆかりの仏教寺院。山号は朝日山。開基は藤原頼通、開山は明尊。本尊は阿弥陀如来坐像。 宗派は17世紀以来天台宗と浄土宗を兼ね、現在は特定の宗派に属さない単立寺院となっていて、最勝院と浄土院が年交代制で共同管理している。 ■国宝「鳳凰堂」 平等院のシンボルと言えるのが、こちらの「鳳凰堂」。平等院が創建された翌年の1053年に完成した色鮮やかなお堂です。 創建当時、阿弥陀堂や御堂と呼ばれていたのですが、江戸時代にな

世界遺産の「仙巌園・尚古集成館」

350年以上の歴史がある島津家の別邸は、1658年に島津光久が景勝地であった磯に造営。その後、島津重豪をはじめとする島津家歴代が整備などを行いました。桜島を築山に錦江湾を池に見立てた雄大な借景庭園で、琉球国王から贈られた望嶽楼など中国文化の影響も。 ■尚古集成館 尚古集成館は、反射炉跡や旧鹿児島紡績所技師館(異人館)などとともに、「旧集成館機械工場」として上記の「旧集成館」に含まれる。尚古集成館は、同じく鹿児島市内の定番スポットである「仙巌園」と同じ敷地内にあり、入場料を払