重要文化財の「高知城」
日本の現存12天守のひとつで、土佐藩初代藩主山内一豊によって着工され、2代忠義の時代に完成しました。4層6階の天守は、一豊の前任地である掛川城の天守を模したといわれています。ちなみに本丸内の本丸御殿がすべて残っているのは高知城だけです。
■天守閣
現在残る天守は、一豊時代のものではない。享保12年城下の大火によって天守ほか多くの建築物が焼失。その2年後から普請を開始し、寛延元年、ほぼ同じ工法で再建されたものだ。高知城は、天守、書院、櫓、門など、完全に揃った形で現存しており、