育てたいのは、地域のリーダーとなる経営者。JA全農岐阜のいちご新規就農者研修所に迫る
日本で農業に携わる人は減少し続けています。「基幹的農業従事者」と呼ばれる、主に自営農業を仕事にしている人は、2000年には約240万人いましたが、2020年には約136万人まで減りました。
岐阜県も例に漏れず生産者は減少しており、中でも顕著なのがイチゴです。この減少に歯止めをかけるため、JA全農岐阜は2008年にイチゴの生産で新しく就農する人を育てる「JA全農岐阜いちご新規就農者研修所」を作り、生産者の育成をスタートしました。
イチゴは栽培技術次第で単収(面積当たりの収量