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毎日ニュージェネ1話観るぞ!!『ウルトラマンX』第1話

前回『ウルトラマンギンガS』第1話

3日目です!
今日の公開は『ウルトラマンX』。
故あって肉体がサイバー化してしまったウルトラマンエックスと、防衛チームXioの活躍を描いた作品です。
こちらも当時は『新ウルトラマン列伝』内での放送でした!

『ウルトラマンX』第1話「星空の声」


いきなり謎めいた球体同士の激突から始まる。
赤い球と紫の球、ウルトラマンとベムラーを思わせる演出で何となく楽しい気持ちになります。からの太陽に突っ込む。

からの怪獣第復活シーンがいいですよね……!!
ベムラー、アボラス、バニラ、マグラー、ペスター、ペギラ……
懐かしの、けれど近頃はあんまり見なかった怪獣たちがワンシーンだけでも世界各地で大暴れするの、否応にもテンションを上げさせられる。

オープニング曲も好きですね……いやニュージェネの主題歌大体好きなんですけど、『君と僕の名前 ウルトラマンX!』の歌詞が良すぎる……君と僕、この距離感がウルトラマンXの長所だと思ってます。

サイバーゴモラの実験シーン。ゴモラくん、大怪獣バトルを経てXもあり、完全に親しみ深い我らの味方というイメージになっている。別にゴモラザウルス全体はそんな事思ってないんだろうけど、ゴモたんの好感度は既にただの怪獣としては扱えないレベルにいて、普通の怪獣として処理されると……ちょっと悲しくなるくらいになってます……

ユナイト…………ユナイト…………!!
ここのエックスさんの怪しさ、後を思うとちょっと面白い。

アスナ隊員の格闘シーン、身体の柔らかさに圧倒される。
Xio隊員、ハヤト隊員が後の闇医者ゲーマーだったり、オペレーターがボイジャーのお二人だったり、個々の面子の描写もしっかりされていたりで全体的に好きです。

新怪獣デマーガ君も嬉しいポイントですよね!
最初はファイヤーゴルザが登場する予定もあったそうなんですが、第1話の怪獣は番組の顔ってことでデマーガ君爆誕。今でもニュージェネ怪獣の定番に位置している気がするので、この判断はXだけでなくニュージェネ全体にとっても素晴らしいものだったと思うわけです!

体組成の70%が溶けた鉄で出来ている、という設定も良き。
「体組成に鉄が含まれている……」大怪獣ラッシュバルタンバトラーバレルさんが頭にちらついてしまうのは当時も今も同じこと。あのセリフ好きだったな……(脱線

デマーガ君が街で大暴れするシーン、特撮怪獣作品として満点大満足すぎて、田口監督ホント有難うございますという気持ちになる。ジュブナイルなギンガ、特撮ヒーローとしてのギンガSときて、怪獣特撮としてのエックスですよ!

太平風土記もここで初登場。
古の伝承に記された怪獣、天目亜牙
Xioでの分類タイプG荒ぶる神として恐れられた存在。
さらりと流してはいますが王道的な怪獣らしさをドドンと詰め込んだこの辺りの描写、っていうか殆ど怪獣王を想起させる一連の描写、怪獣をやるぞ!って意気込みが見えてニヤニヤしてしまう。

ユナイト……ユナイト……ユナイト……!!(完全に怪奇現象になってしまっているエックスさん)

「オレ高い所ダメなんだよ!無理無理無理無理!」
「高くない!巨大化したんだ!」

このシーンめっちゃくちゃ好きです……
初変身でわけのわからないまま混乱する大地隊員。
腰が引けてしまってる描写も含めてこう、楽しい描写。

大地とエックスの関係性、どことなくコメディみもあって本当に見ていて飽きない。彼らの掛け合いを延々と見ていたい……

しかしこう、サイバーウルトラマンなエックスの見た目、今の所唯一無二な感じがしでいいですよね。ヘッドフォンみたいな耳や、赤や濃い灰色のデザインが大地隊員と共通していて、最初は「大地とユナイトしたからこういう姿なのかな?」とか考えてました、当時。そんな事は無かったけど。

デマーガとエックスの戦いを眺める群衆、ってシーンの合成が自然で驚いたのも覚えてます。実景との合成とかも合わせて、田口監督の描写するウルトラ特撮シーン本当に良いですよね。リアリティがぐっと増して、現実に立つウルトラマンを強く夢想出来る。

心配する仲間の元に「おーい!」と駆け寄るシーン、ウルトラ古典戦闘後描写ですけど、定番だからこそ見た時に安心感と微笑ましさを感じる。んだけどアスナ隊員はガチで心配してたんだからそこの所もうちょっと気にしてくれよな、大地!

最後に大地がウルトラマンエックス、と名を口にするシーンも好きです。ウルトラマン、本人が語る事が全然ないからどうやって名前を出していくかが毎回気になるんですよね。色んなパターンがあってどれも好きです。


なんかこう、全体的に「好き」とか「良い」とかばっか言ってますね……
でもウルトラマンXの第1話、それくらい好きで良い所しかないってくらい気に入っているので……初回だけで言えば、ニュージェネレーションの中で一番好きかもしれない。

いやーーでもなーーー!
思い出補正もあるかもなーーー!!

前述の通り、ひと夏の冒険を描いたギンガや、坂本浩一監督を迎えてヒーローとしての側面を強化したギンガSに続いて出てきたのが、怪獣と巨大特撮が進化したウルトラマンX、ってイメージなんですよね。だからなんていうかこう……えっ、今日はこんなに巨大特撮食べて良いんですかやったー!みたいな……?

でもやっぱ改めてみると大好きだわXの第1話……
気付けばなんか文量がぐっと増してしまっている……


さて、明日はついに『列伝』の枠を飛び越えて、単体放送へと切り替わった記念すべき作品『ウルトラマンオーブ』!
また感想書きますので、よろしくね!!


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