毎日ニュージェネ１話観るぞ！！『ウルトラマンオーブ』第1話

前回『ウルトラマンＸ』第1話

４日目です！
今日の更新は『ウルトラマンオーブ』第１話。
ラムネのお兄さんこと夕陽の風来坊、クレナイ ガイを主人公に、彼を付け狙う怪しげな闇紳士ジャグラス・ジャグラーや、超常現象を追い求めるWebメディアSSPの面々の活躍を描いた作品です。

『ウルトラマンオーブ』第1話「夕陽の風来坊」

光の魔王獣マガゼットンに挑むオーブ。
けれどその戦いの中、一人の少女が犠牲となり……
顛末を知っていると冒頭から重いな！！

OPテーマ『オーブの祈り』はやっぱ名曲ですよね。
水木しげるさんの歌うガッツリ王道な主題歌は、ガイさんや作品全体のイメージにも良く似合っていて。

クール便のトラック運転手がハーモニカのメロディを聞き、不思議に思って開いてみたらキンキンに冷やされた風来坊が出てくるシーン、ガイさんが異星人であることを隠す気が無さ過ぎて好きです。霜だらけになりながら「世話になったな……」じゃないんですよガイさん。

超常現象の発生を誰より先に察知し、「悪魔の風が来る……」と意味深に呟くガイさんも、直前の冷凍ガイさんが頭に残っているから妙なおかしみが残っちゃってて良いですよね。なんていうか、カッコつけるんだけど面白さの方が先に出ちゃう感じ、ガイさんの味ですよね。

突風に吹き飛ばされながら、車内でマガバッサーとオーブの戦いを目撃するシーン、楽しくもありつつ珍しい絵面で、第１話の象徴的シーンだと勝手に思ってます。

で、エックスに続きこちらも太平風土記！
オーブでの太平風土記の扱い好きです。他の世界にも太平風土記はある……という設定も。

ジャグジャグ初登場シーン、初登場から既に怪しい。
この時のジャグジャグ、既にナオミに目を付けてたんだろうか……

突風に吹き飛ばされたナオミを生身でキャッチして垂直落下するガイさん。長い長い落下と絶叫。ガイさんやってることはカッコいいのに出力が全部異常で、只者ではない雰囲気というには掴み所が無さすぎる。

初回の変身シーンが証明写真機に隠れて、っていうのもこう、人知れず戦うヒーローとしての側面と、それはそれとして絵面が面白いの両立。っていうか全話観てから改めて第１話観ると、やっぱ他の回よりコメディタッチな画を増やそうとしている感がありますね？

あああああティガさん！！！（筆者はティガ最推しの地球人なのでティガさんが画面に出てきただけで嬉しくなります）
ティガの変身音が混じる。実はオーブさんの姿の中ではスペゼペが一番好きです。だってティガさんだし。

「オレの名はオーブ！」
これ。ただただオーブとだけ名乗るこれ。ガイさん！！！

マガバッサー君、カッコイイですよね。
オーブの新規怪獣はどれもキャラ立ってて好きなんですけど、バッサー君はフォルムがイケメンで可愛く思えて好きです。グエバッサーも好き。

ぬるっと出てきたジャグジャグがオーブのこと紹介するのも好き。そう、ウルトラマンオーブなんだよね……ジャグジャグはちゃんとそう思っている……

出来上がりまで あと １分

証明写真の出来上がり時間で制限時間を示唆して、疲れてだらぁっと身体から零れそうになるマン兄さんとティガさん。この……なんだろうな……！？

魔王獣を倒し、メビウスのカードを手に「お疲れさんです」と労うガイさん。お疲れさんです、思わず口に出したくなるウルトラ名台詞。

証明写真にギリギリオーブに変身するところが映っちゃってて「あぶねぇ～……」と息をつくガイさんとか、落としたオーブニカを渡されて驚きつつ「ありがとう」っていうガイさん、ガイさんの素が出てて良い。クールな風来坊してるガイさんもいいんだけど、所々にガイさんの茶目っ気とか柔らかい部分とかが表出していて、そのギャップがガイさんの強い魅力になってるよな、と思うんですよね。ただカッコつけてるだけじゃない、そうあろうとしているガイさん、みたいな。

しかしガイさん、あれでベテランの強化体持ちヒーローだから、２話目で既にグランドキング派生と戦わないといけないのかなり厳しいですよね……いや、魔王獣自体がどれも通常の怪獣とは一線を画す強敵なんですけど。厳しい。

やっぱりこう、賑やかで楽しいなオーブ……

オーブからついに列伝の枠を抜けて単体放送になって、最初はちょっと心配だったんですよ。嬉しいけど列伝じゃなくなっても平気なの？って。
そんな不安を吹き飛ばす安心感や楽しさがオーブには溢れていたと、今では思います。半年放送→半年再編集番組の流れも今ではすっかり定着していて、このところ毎年新しいウルトラマンに期待出来るようになったけど。ギンガから繋いだ光を受け継いで、大きな一歩を踏み出せたのがこのオーブだと思ってます。

次回は、なんと乙一さんがシリーズ構成を務めた『ウルトラマンジード！』
ジーっとしててもドーにもならねぇので、明日また感想書きますね！