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作曲の個人レッスンその3

最初の部分が纏まった後、Bの部分というか中間部に進みますが、ここはなかなか先生のOKが出ませんでした。

始めはFmollからEsdurへの転調とテンポの変更というアイデアで書いていったのですが、それは通りませんでした。先生のご指導によると転調先は属調、平行調、同主調のどれかに行くべきとのこと。FmollからならCmoll 、Asdur、Fdurがそれにあたります。Esdurはそのどれにも当たりません。ここでも独学の感覚とズレていました。自分の感覚では、FmollはAsdurと同じなので、Esdurは属調扱いになるでしょ?位の曖昧さで考えていました。長調と短調を明確に区別していない感覚なのでこんなコトが言えるのです。

 結局、転調先をFdurにて書いてみましょうといわれ、ワルツというのはテンポを変えませんよと釘を刺されて翌週に持ち越しました。この辺りからレッスンはオンラインになり、Zoomでのレッスンとなりました。

 Fdurに転調して最初のメロディを4小節ごとにパートの組合せを変えて、各パートに少しづつ休みを持たせていくスタイルを書いて、レッスンの前日にE-mailで先生のご自宅の送信しました。

Zoomレッスンの最初に、またまたこの辺りのカタチの悪さをご指摘いただきました。パートの受け渡しを全体で観てみると、カタチがキレイじゃない。最初の部分とのコントラストのために16分音符を使うアイデアはよいが、意味のないところに使うのはダメ。装飾音符要らない・・・・

 いまから考えると、先生の下さるヒントでよく考えて書いていければいいのですが、ヒントの意味が理解出来なかったりする場合、翌週には具体的なダメ出しや指示を頂くことになるという流れであったと思います。カンが悪いというか、教育を受けていないというか。先生にはお手数をお掛けすることになってしまいました。

 中間部のメロディーの受け渡しを全体でカタチになるように整え、16分音符を使う箇所も全体でバランスが取れるよう、シンメトリーというかそんなコトを意識しつつ、時間方向へのバランスも気にしつつ書いて提出したところ、先生からはまあ大体できてきたので、後半の部分に進みましょうと言って頂きました。この時、5月末の締め切りまであと2回のレッスンを残すのみ。次回には終止まで到達しなければなりません。

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