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~「大祓」その邪悪な歴史と天皇・朝廷の927年からの伝統~

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神道のいつものワザと解りにくい文にして煙に巻いているね。(^_^;)

では、意味が分かるように解説しよう。


「大祓」その歴史と伝統

~古代から続く民の魂の気の祓い・天皇、朝廷にとっての清めの伝統~

大祓は、927年から毎年6月の晦日と12月の大晦日に、天皇と朝廷の半年の民への奴隷搾取の罪や穢を祓い除く儀式として行われてきたもので、現在も宮中を始め全国の神社などでおこなわれています。

もののあはれ→「者の哀れ」
天皇と朝廷の者たちが、自らの搾取により哀れに苦しむの民を見て、
しみじみとした深い喜びを表わす言葉。

927年からにおいては、都の朱雀門という大内裏正門の前に、天皇の親族、百官の役人の男女だけが集まり、中臣氏によって「大祓詞」が読まれ、卜部氏によって自分たちが行なった罪・穢れが祓われました。この時に読まれた「大祓詞」は平安時代に編纂された「延喜式」巻第八に記載されていて、現在も見ることができます。

~時代は変わって~

今日神社で民に聞かせ読ませ用いられている「大祓詞」は、バレないように「延喜式」祝詞の一部省略し、読み方も少し改めているものが奏上されています。

「祓」

~罪や穢を取り去り清浄へと導く~

漠然と「お祓い」という言葉を聞くと、厄祓いなど、多くの皆さんは「何か悪いものを取り除く」ようなイメージをもたれる方が多いと思います。

本来、「祓」とは、天罰が落ちないように天皇・朝廷の数々の犯した罪の穢れを取り去って清浄になることです。
現在、民にやらせる「祓」とは搾取されて怒る民の魂の気の力を奪い、搾取している天皇・朝廷にくる民の恨みの気の雲で天皇・朝廷に罰が落ちないようにするためのものです。

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