本編:『ソクラテスの弁明』の『クリトン』に学ぶ民主主義による愚民化から愛国戦争奴隷化の『ヒロヒト』への道!
20296文字
ぶっちゃけ、ソクラテスが教えていることは。『民主主義→詭弁学→デマゴーグにより戦争に連れていける→何もかも服従する完全奴隷を作れるぜ!』と教えているんだ。紀元前5世紀ギリシャ・アテネで起きたことは、途中まで完璧に今の日本で起きていることと同じなんだ。
邪悪な支配者層には教科書。愚民の民には洗脳教化の為に最高だ。聖徳太子は仏教が完璧な愚民統治法だと感心し役人たちに説教したのが17条憲法だが、頭のよい人は本当のテーマが分かるし、愚民は有り難い教えと思うんだ。同じようにイルミナティのアダム・ヴァイスハウプトは、新約聖書のイエスの綺麗事の道徳により世界を奴隷支配できると気づいた。
だから・・ソクラテスの思想は国家神道への道なんだ
(国家神道は存在しないけどさ、ただの神道が大衆の思う国家神道だ)
ソクラテスの理想国家とはヒロヒトが統治する大日本帝国と国民!ソクラテス本人を知らないでクリトンを読むから180度意味を取り違える!
もろもろ資料
クリトンを読む前にソクラテスの空前の大犯罪を知っておくべきだ。リンク先に3つあるから、どれか一つは読んでからクリトンを読んで!
すみません、全編タダでも良いのだけど危険なので途中で隠します。
ーーーーー「クリトン」本文ーーーーー
解説はワシ。本文はこの方の翻訳
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登場人物:ソクラテス、クリトン
場面:獄舎
ソクラテス:なんで今ごろ来たんだい、クリトン。とても早いはずだが。
クリトン:まあそうだね。
ソクラテス:今はどれくらいの時間だろう。
クリトン:夜明けごろだよ。
ソクラテス:不思議だね、看守がよく君を入れてくれたね。
クリトン:彼とは顔なじみでね、たびたび来るからさ。それに、いつも優しくしてやってるからね。
( ;´Д`)
ソクラテス:それで、今来たばかりなんだね。
クリトン:いや、ずいぶん前に来たよ。
ソクラテス:だったらなんで、何も言わずに座ってたんだい。起こしてくれたっていいのに。
クリトン:そうしたくなかったんだよ、ソクラテス。なにしろ、君はとても不運な状況にいるんだ、僕だったら耐えられないよ。だから、君が安らかに眠っているのを見てびっくりしたんだ。それで起こさなかったんだよ。君にはできるだけ苦しみを味わわせたくないんだ。いつも君の幸福を願っているからね。
ソクラテス:なんでだい、クリトン。僕の年齢(71歳)を思えば、もうすぐ死ぬからってじたばたしてもしょうがないよ。
クリトン:だけど、その年で似たような不運にぶつかる人もいるけど、年だからといってみんながじたばたしないとは限らないよ。
ソクラテス:それはそうだ。だけどまた、なんでこんな早い時間に来たのか話してくれないかね。
クリトン:知らせたいことがあってね。悲しみで僕の胸はいっぱいだ。君にとってはそうでもないと信じたいんだが、君の友人である僕たちにとってはこれ以上の悲しい話はないよ。
ソクラテス:話ってなんだい。あの船がデロス島から戻ってきたのかい。それが戻ってきてから僕が死ぬことになっていたんだが。
クリトン:いや、まだ船は着いていないよ。だけど、今日中にここに着くことになるだろう。スニオン岬で船を降りたという人にそう聞いたんだ。だからソクラテス、明日には君の命はなくなってしまうだろう。
ソクラテス:よく分かった、クリトン。もしそれが神の意志であるなら、そうなってもいいんだ。だけどね、僕には確信がある。船は一日遅れるはずだよ。
クリトン:なんでそう思うんだい。
ソクラテス:では言おう。僕は船が到着した次の日に死ぬことになってるね。
クリトン:そうだよ。当局がそう言ったんだ。
ソクラテス:僕はね、船が明日までにここに戻るとは思えないんだ。これは今し方みた夢から推測したんだ。君が僕を寝かせてくれていてよかったよ。
クリトン:で、その夢はなんと言っていたんだい。
ソクラテス:とある女性が僕のそばに来たんだ。色白で美しい人だったよ。服も輝いていた。それで、僕を呼んでこう言ったんだ。「ソクラテスよ、三日目にそなたは幸おおきフティアに着くであろう。」
ホメロスの「イリアス」で、英雄アキレウスが、自分はもう戦いをやめて自分の故郷フティアへ帰るつもりだと言いだすところがあり、そこで彼は「三日目に私は幸おおきフティアに着くであろう。」と言っている。ソクラテスの夢に現れた女神はこれと同じ言葉をソクラテスに告げた。
クリトン:とっても不思議な夢だね、ソクラテス。
ソクラテス:そうかね、全くはっきりしているとは思わないかい。
クリトン:うん、あまりにもはっきりしているね。だけどね、ソクラテス。親友として、ぜひ君には僕の意見を受け入れて、ここから出てきて欲しいんだよ。君が死んだら、僕はかけがえのない友人を永遠に失ってしまうんだ。それだけじゃない。君や僕を個人的に知らない人たちは、僕のことを、お金を出せば君を救えたのに、何もしなかったと思いこんでしまうだろう。僕にとっちゃ大変な不名誉だよ。親友より金が大事だなんて思われたくないんだよ。大衆はね、僕が逃げるよう勧めたのに君が拒否したなんてことは信じないんだよ。
ソクラテス:だけどさ、クリトン君。なんでぼくらが大衆の意見を気にしなくちゃいけないんだい。善き人は─この人たちのことを気にかければそれでいいんだ─物事を、起こったとおりに信じてくれるはずだよ。
クリトン:でもね、ソクラテス。大衆の評判も気にかけなきゃだめなんだよ。今起こっていることを見れば、大衆は善い意見を見失ったら、どんな悪でも実行してしまうってことが明らかだろう。
ソクラテス:そうだったらうれしいんだよね。もし大衆がどんな悪でも実行できるなら、どんな善でも実行できるはずなんだよ。もしそうだったらどんなにすばらしいだろうね!だけど現実には、大衆にはどちらも実行できない。なぜなら、大衆を賢くしたり愚かにしたりすることはできないからなんだ。大衆がやることは、単に偶然の結果に過ぎないんだよ。
ソクラテスはアテネのソフィスト(詭弁家)であり、大衆に詭弁学を教えることにより愚民化に成功し戦争に連れていき、他国の侵略を許すことに成功した。😇
それで、奪われた政府と内戦し、やっと奪い返し終わったところでの話。
読者は自身が善人だと思っているので、ソクラテスが善人だと信じて読む。
クリトン:分かった、そういうことにしておくよ。だがこれだけは言わせてくれ、ソクラテス。まさか君は、僕や他の知人たちに、いらぬ心配をかけたくないだなんて思ってないだろうね。そんなことは心配しなくていいんだ。君が脱獄したあとに、僕たちがそのことで告発を受けて、財産の一部、あるいは全部を没収されたりしないか、それよりもっとひどいことが僕たちにふりかかってこないか、なんてことは考えなくてもいいんだよ。君を救うためなら、僕たちはもっと危険なところにでも飛びこんでみせるからね。だから、僕のいうことを聞いて、従ってくれないか。
ソクラテス:そうだね、クリトン君が言うようなことも心配してたんだ。
クリトン:大丈夫だよ。君を獄舎から出すのに大した金はいらないよ。告発者だって、たいしたお金を言ってこないよ。少し払えば満足してくれるさ。僕の財布で十分払えるよ。もし君が遠慮して、僕の金を使っちゃいかんというなら、かわりに用意してくれる人もここにいるんだ。
裁判で詭弁のギャグを言って裁判官の印象を悪くしなければ、お金ですんだろうな。😇
勝って、告発者がもらえる話の裁判ではないんじゃないの?😇
テーベ人のシミアーズという人が、そのために多額のお金を用意してきてくれたんだ。ケベスもそうだし、他にも君が逃げるのに必要なお金を用立ててくれる人はたくさんいるんだ。だからね、お金のことは心配しなくていいんだ。それに、君が法廷で言ったような、追放されたらどうやって生きていけばいいんだろう、なんてことも気にしないでいいよ。
どう考えても他国の有能な破壊工作員だからな。ソクラテスを大事にしてくれる他国の人はいるだろうな。😇
テッサリアには知り合いもいる。君がテッサリアに行けば、君を大切にして、守ってくれるに違いないんだ。だから、テッサリアだったら君を迷惑に思う人はいないはずだよ。いいかい、君は間違っているよ、ソクラテス。救われることができるのに、自分で命を捨ててしまうなんて間違ってるよ。そんなことをしたら、君はみすみす敵の術中にはまることになるんだ。敵のほうでは君に死んでもらいたいんだからね。
テッサリア=ギリシャ北部地方。東はエーゲ海に面する。
アテネの市民達は殺すつもりはない。裁判中のソクラテスのつまんないギャグの弁明によりこうなっちゃった。😇
それからさ、君は自分の子供を捨ててしまうことになるんだよ。君は子供を養い、教育を受けさせることができるはずなんだ。なのに君は彼らを見捨てて逝ってしまう、そしたら子供たちは偶然のままに捨て置かれるだろうよ。親を亡くした子供たちが普通たどるような運命にあわなかったとしても、君にあんまり感謝しないだろうね。
ソクラテスの子供=ソクラテスには三人の息子がいた。長男はこの頃すでに青年であり、下の二人はまだ小さな子供だった。
人はね、最後まで育てる気も教育を授ける気もないような子供を作るべきじゃないんだよ。君は一番安易な道を選んでいるような気がするよ。それは善きことでも勇敢なことでもないし、一生自分の徳を磨き続けると公言している男のとるべき道じゃないよ。
僕はね、君だけじゃなく友人である僕らにとっても、本当に恥ずかしく思うんだ。というのもね、この事件全体の成り行きが、僕らのほうに勇気が足りなかったためにこうなってしまったんじゃないかと考えてしまうんだよ。法廷に持ってかれる必要はなかったし、違う結論に持っていくこともできたかもしれないんだ。最後の判決も―全くばかげたもんだ―僕たちが怠けてて、臆病だったからそうなったのかもしれない。僕たちがどんなことでもやる気だったら、君を救えたかもしれないんだ。
クリトンはプラトンら他2名と一緒に、裁判中、多額のお金を保証し既に助けようとした、その後に死刑の判決になったので、これは話がおかしいな。😇
最後の判決は馬鹿げていないんだよね―全く正しい。世間の大多数の大衆はソクラテスの犯罪が何なのか知らないまま、本屋に置いてある本や、webのインフルエンサーの記事の”解説”を読み信じ込む。大衆を愚かにする、ソクラテスに学んだ手法の成功の例。😇
TVのワイドショーのコメンテーターと同じだ。😇
彼らの話の中では正しく思うだろう。でも大衆は彼らが話している前提条件から嘘だとは絶対勘ぐらない。その番組、その書籍の中だけでは正しく思える。😇
裁判なのだから、何がどうしてこの裁判になったのか。調べることが重要だ。自身が関わっている裁判で。なにも知らない人がジャッジしたら困るだろ?ジャッジする人が無知で得になるのは悪党だけ。クリトンの物語はディスっている愚民の大衆に向けられた物語。
君だって、自分自身を救うのは簡単にできたはずなのに、それをしなかったことになるんだよ。
本当にソクラテスは、わざと死刑になるようにしたし、その前に亡命しても良かったんだ。しなかった。
だからさ、ソクラテス。僕にとっても君にとっても、結果として悲しみと不名誉が同時にやってきてしまうんだよ。とにかく、どうしたらよいかを考えておくれ。いや、どっちかというと、もう考えを決めてしまわなきゃいけないよ。考えている時間はもうないんだ。なすべきことはただひとつだ。ただ、今晩中にすべてを終わらせなきゃいけないからね。これ以上ぐずぐずしていると、もう実行する可能性がなくなってしまうんだよ。だからさ、僕の言うことを聞いて、従ってくれたまえ。
ソクラテスは不名誉のみだ。「賢い教師」を意味するソフィストという言葉が「詭弁家」という意味に変わるほどのことをしたのだから。でも後の2600年間のプロパガンダで、ソクラテスは偉人となった。😇
ソクラテスが「哲学の祖」というところから嘘だ、彼は詭弁家だ。これを信じた人がその愚かな大衆なんだね。⬇️
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