八紘一宇「皇国の国是は八紘を一宇とする肇国の大精神に基」の意味
4847文字
「八紘一宇」は、大東亜共栄圏建設の理念として広く唱えられた。
第2次近衛文麿(後陽成天皇の男系子孫)内閣が決定した基本国策要綱の中の〈八紘ヲ一宇トスル肇国ノ大精神〉に由来する。日本書紀の〈八紘(あめのした)を掩(おお)ひて宇(いえ)にせむ〉を全世界を一軒の家のようにすると解釈したもの。大日本国の侵略の為の大陸進出の理由正当化に利用されたスローガン!
だから・・「世界人類が一つの家族のようになれば、戦争はしない、皆で仲良く共存繁栄出来る」と、天皇の国、大日本帝国は日本国民をダマした。今でも多くの人が騙されているし、騙すためのプロパガンダはあやゆるところでやっている。
◉「八紘」とは天地、上下四方、四方と四隅、天下、世界のこと。「宇」は家で、「一宇」は一家、一家族という意味になる。
宇=大きい屋根で覆った家、家を覆う「ひさし」の意味。
【大日本帝国:基本国策要綱】
〈八紘ヲ一宇トスル肇国ノ大精神〉➡️八紘を一宇とする建国の大精神→世界を一つの(天皇の)家とする建国の大精神➡️『世界を一つの大きい屋根で覆った天皇家とする建国の大精神!』
【もとは日本書紀】
〈八紘(あめのした)を掩(おお)ひて宇(いえ)にせむ〉➡️〈世界を覆いて家にせよ〉➡️『世界を覆いて天皇陛下の家にせよ!』
この「覆いて」または「垂れたり」という言葉は、天皇を調べていて良く出てくるのだ!
この奈良県の橿原市に、邪悪な神武天皇が大和の国を建国した:橿原神宮
橿原市(かしはらし)は、奈良県中部の市。総人口約120,000人と奈良市に次ぐ県下第二の都市でもある。
この市名は、九州地方宮崎県から渡ってきた神武天皇が磐余(いわれ)の地において磯城の首長の兄磯城(えしき)を破り、饒速日命も天津瑞を献じて仕えることとなり、神武天皇即位紀元辛酉の年の春正月の庚辰の朔日に畝傍山東南「橿原の宮」に即位し建国したという伝承に由来する。
市章の金鵄は、神武天皇の弓弭(ゆはず・弓の端)に止まって光り輝き、我々の古代の英雄、長髄彦の兵を追い払った鳶(トビ)から意匠された邪悪なシンボル!
『日本書紀』大和橿原に都を定めた時の神武天皇の詔勅(命令書)には
コトバンクにある漢文翻訳は善意だろが半分間違いだな。( ;´Д`)
漢文は日本語と言葉の順番が変わるので翻訳は難しいの。そして漢文には色々記号を付けて読み順を指示しているだろ?これは、複雑奇怪な役所文みたいな詐欺で本当のことが書いてあっても、読もうとする者は混乱する。
また誰もが、話のテーマを知らないまま翻訳するから・・善意の人でもその記号の入れ方を間違えたり翻訳を間違えているんだ。読めていたら遥か昔から大騒ぎになり天皇制はとっくの昔に潰れているだろ!(笑)
なので、「日本書紀の漢文」から直接行くよ!( ̄▽ ̄;)
◉かねて天地、上下四方もって開都、覆い隠し閉ざす世界こうして、大きい屋根で覆った家となす➡️
◉かねて天地と四方もって開都、覆い隠し閉ざす世界こうして、大きい屋根で覆った家となす➡️
◉「かつて(から述べてた)、天地、上下四方でもって開都させ、全世界をこうして覆い隠し閉ざし、大きい屋根で覆った天皇の家となす!」
八紘一宇「皇国の国是は八紘を一宇とする肇国の大精神に基」の言葉の生みの親の『田中智學』
『日本書紀』での、大和橿原に都を定めた時の神武天皇の詔勅の「兼六合以開都,掩八紘而為宇」の記述をもとにし、「田中智学」が日本的な世界統一の原理として1903年(明治36年)に造語した。
本名:名田中巴之助
芸名:田中智學➡️田中 ”智で子供の頭を絞める”という名。
日蓮主義運動を展開し日本国体学を創始、推進し、1923年(大正12年)11月3日、日蓮主義と国体主義による社会運動を行うことを目的として立憲養正會を創設し総裁となった。
日蓮主義と国体主義は基礎が同じや・・・・言われてみれば、江戸時代の国学4大詐欺師が出る前から土台みたいなのはあるちゃ〜あるんだね。日蓮は愛國仏教。仏教の神である天皇をヨイショ、胡麻をすっている文もあるはずだが、どこへ行ったかな?(;´Д`A
今なら日蓮・鎌倉幕府時代に何があったのか、もっとうまく説明できるかも知れん、そのうちやるかも?
もとネタの日本書紀は「八紘為宇」
田中智學が「八紘為宇」➡️「八紘一宇」とした。
八紘一宇とは神武天皇の国の日本(大和だけど)建国の義である「道義的世界統一」を意味すると、 大正2年(1913)3月11日に機関紙、国柱新聞「神武天皇の建国」で田中智學は言及した。その根拠となったのは『日本書紀』巻第三・神武天皇即位前紀己未年三月丁卯条の「令」にある。
間に入っている翻訳文は悪意ある完全な詐欺文!
では自身で翻訳トライ
「上、すなわち答え、乾霊(天の神)を受け国の徳、下はすなわち広い天皇の孫、養う正しい心。そうしてから、あわせて、天地・上下四方でもって開都させ、全世界をこうして覆い隠し閉ざさせし、一つの大きい屋根で覆った天皇の家となす、また可かな」日本書紀巻第三・神武天皇 即位の前の紀。己れ(自分) 干支の未年の三月、 干支の丁卯の条の「令」
何故、神を現す言葉が乾(かん)なのよ?(;´Д`A
より現代語にすると、
「上、すなわち答え、天の唯一神を受けた国の徳、下はすなわち、広い天皇の孫より養う正しい心。そうしてから併せて、天地・上下四方でもって無理やり開都させ、全世界をこうして覆い隠し閉ざさせて、一つの大きい屋根で覆った天皇の家となす、また可能なことである」日本書紀巻第三・神武天皇の即位の前の紀。
ここから先は
¥ 350
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?