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Q ナチス・ドイツのヒトラー総統が、国民から絶大なる指示を得ていたのはどういう理由からでしょうか?

ヤフコメからのコピペです。ヤフコメは今のところ大丈夫な気ようですがが、ウェブ記事は消されるので。またnoteは読みやすくて閲覧しやすい、自身のための資料の保存のためでも有ります。

ベストアンサーに選ばれた回答 

 回答日時:2007/7/14 19:51:26

A

これはナチスを誉めているようでイヤなのですが、結局のところ良い政治をしていたから支持されていたのです。
当時のドイツは世界恐慌の影響で失業者が700万人にも達していましたが、この膨大な失業者をナチスは僅か数年で殆どゼロにしてしまったのです。

ナチスはケインズ経済学を世界に先駆けて導入し、公共事業によって経済の立て直しを図りました。
この公共事業がアウトバーン(高速道路)建設やベルリンオリンピックの為の競技場、野外劇場などの建設でした。
特にアウトバーンは1933年から3年で1000キロに達し、終戦までに4000キロの建設が行われました。
この建設費の内46%は労働者の賃金に充てられ、これによってドイツ国民の生活水準は非常に上がることになります。
またナチスは世界に先駆けて8時間労働を法的に実施し、労働者の通勤時間を30分以内にさせたり時差出勤を採用させるように指導していました。
また福利厚生制度も充実させ従業員100名以上の会社には格安の社員食堂を設置、大きな工場には休憩室・食堂・医務室・電気マッサージ室、温水冷水浴室・スティーム浴室などを設置することが義務づけられていました。
また住宅にも充実した制度が義務づけられ、会社が労働者住宅を建設できない場合には周辺の賃貸住宅を労働者のために借り上げることも義務づけられていました。

またナチスは格差の解消を政策の一つに掲げており、労働者でも買える大衆車「フォルクスワーゲン」を開発したり娯楽福祉事業に力を入れたりしていました。
「国民に外国から祖国を見る機会を与える」という方針で慰安旅行が奨励され、一例としてホーホラルマルク鉱山に炭坑夫が参加したアルプスの景勝地アルゴイへの10日間3食付きの慰安旅行は僅か34マルク(炭坑夫5日分の賃金)だったとされています。
この旅行にナチスは終戦までに労働者を10万人も参加させているというのですから、これは到底ただのプロパガンダとは言えないものがあります。

こういったとんでもない失業対策、福祉事業が成功した背景には、ナチスドイツが全体主義国家だったからという事があるのです。
たとえばナチスは、あらゆる企業に秘書としての党員を送り込み監視と指導をおこなっていました。
企業内部で不正に対する告発がなされ、不当に利益を得られる事が出来なくなっていたのです。
公共事業でも、不動産業者や投機家が土地を買い占めたり価格を高騰させたりする前に土地の価格が決定凍結し労働者への取り分が確保されるようになっていました。

ナチズムとは国家社会主義と訳されますが、つまりはこのナチスドイツは理想的な社会主義国家だったのです。
だがそれが嵩じた故に民族主義が高まり、弱者切り捨て、反ユダヤ主義が蔓延しておぞましい監視国家へと移行してしまい、大戦の敗北と共にその功績も無かったことにされてしまったのです。

ナイス:17



質問した人からのコメント

回答日時:2007/7/15 15:15:25

詳細に説明していただき有難う御座いました。ヒトラーは戦争さえしなかったら偉大な指導者として、別の面で歴史に名を残していたでしょうね。
他の皆さん方もいろいろ教えていただき、ありがとうございました。感謝します。


A

回答日時:2007/7/14 19:19:45

ドイツ人≒ゲルマン民族の優位性
(ローマ帝国時代にガリア人(フランス系)はローマ帝国の覇権下におさまったのに対して
ゲルマン人は屈服していないという民族のアイデンティティや、
労働者に貧富の差を訴える力に優れていた。
現在の状況を打破するには強力なリーダシップを持ったリーダーが必要だと
若い世代の国民たちに訴え支持されたのではと思います。

ナイス:1


A

回答日時:2007/7/14 18:11:13

当時のドイツは経済がよくなかったようです。
それで国民は不況にあえいでいました。
そこにヒットラーが現れ、社会主義をとりいれた新思想で、
国民を鼓舞したようです。
金持ちばっかりズル~イという国民感情をうまく拾ったのだと思います。
み~んなで金持ちになろ~ぜ、だってドイツ人は優秀なんだモン!ってワケです。

日本でも2.26事件の将校達とかは、ある種の社会主義を標榜していました。
全体主義と社会主義は、とてもよく調和するようです。


A

回答日時:2007/7/14 18:24:26

手塚治虫のマンガで読んだのですが、ヒトラーの母方のおばあさんがユダヤ人だったというのです。自分のことを考えても、もし母方のおばあさんが朝鮮の人だったら、いくら日本国籍があっても、人に知られれば程度の差はあっても差別を受けた可能性があると思いますが。特に子供のころなんかに。謎がまた増えた気がします。
追記 ヒトラーユダヤ人説は触れてはいけない問題のようです。結果が悲惨だからでしょう。ゲルマン民族の優位性云々はさまざまな本に書かれています。

ナイス:0


また手塚治虫か〜〜〜〜〜っ!!!(怒)ここで手塚の漫画の『アドルフに告ぐ』がの該当ページが読めます。

また手塚か〜〜っ!は、ブッダという漫画がとてもヤバイものだとはしっていまして。この記事書いている間に、プロパガンダ漫画ばかり描いていることを知る。まだまだある。私たちの頭をおかしくしている。

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