1人か2人か

珍しく昼に書くnote。
深夜になると所謂「病む」を発症する私だが、昼にも似たような心境になる時がある。
月イチで大開催される血祭り、月経期間だ。


昨日、臨時で組んでいる相方(ユニットの相方)と今後についてのかなり真剣な話をした。
互いが別の事務所に所属している以上、正式にコンビを組むには今の状況では厳しいことは分かっていたのだが、いよいよ来たかという感じ。
組んで半年以上が経った今、相方からすれば当然の熟考期間なのだろう。

心の内を話すとすれば、私は怖いのだ。
現状事務所に所属している以上、ここを離れるのはそれは怖い。社会人時代、会社側からクビを告げられた時とは状況が違う。自分から手放さなくてはならない状況が、怖いのだ。
ピン芸人として2年目に入った。ずっとひとりでやってきたし、私はピンのコントがかなり好きだ。たとえ今は面白くないと思われていたとしても、自分の世界を、自分のペースで、自分の力量次第で外に発信できるこの形がとても好き。
2人で行う漫才が嫌いだとか、苦になっている訳では無い。寧ろ漫才も好きだし、ネタを作っている時に楽しいのは圧倒的に2人の時だ。
だが不安、あまりにも不安だ。
コンビを組んでしまえば、今後ずっと共に作り上げていかねばならない。至極当然。
本当にこの相方は、私と添い遂げる意思はあるのか、無駄に考えてしまって不安になる。


否、結局のところ、私は自分に自信が無いのだ。
だからこそピンを手放すのが怖い。1人だったら滑っても1人だが、2人の時に私の面白さが通用しない場に立ったとして、自分以外に飛び火が及ぶのが怖い。
ウケて嬉しいのは両方とも一緒だからこそ、考えてしまう。
私は相方にとって、良い相方になれる自信が無いのだ。

真剣な話し合いの最後には、「決めるのは君だから」と丸投げな結論を出してしまった。相方はどう思っただろうか。人の考えを理解しようとすればするほど良くない方向に考えてしまうので極力したくないのに。そんな奴が2人でやっていく覚悟を決めてしまうのは、余りにも失礼なのでは無いか。


ああ、怖いなあ。
先の見えない未来へ、足元が覚束無い道を進むというのは。
この選択が、今後どう響くかなんて誰にも分からないんだもんなあ。
進んでみないことには分からないのだから、もうなるようになるしかないのだろうか。

占いにでも行こうかな。



マイナスな気持ちになることばかりだと嫌になるので、最後にちょっとだけ好人の話を。

好人のラジオで、前noteに書いた「肉体関係の容認」の話を訂正…まではいっていないが多少濁した話をしていた。
大きく訂正するよりも、あれくらいの考え方の方が安心するのだな、と。
「解釈の一致」の様な感覚。
それだけでなんだか、少しだけメンタルが回復するのは、あまりにも好きすぎるだけなのだろう。


まだ昼なので今からしっかりと予定がある。
血祭りだからとて、それを言い訳に公私混同したくないのでモヤモヤした気持ちも考え方も一旦全てこのnoteに置いていこう。

ここからは好きな方の自分が出る時間だ。
嫌いな自分は、夜だけでいい。

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