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ひな祭りのもととなった、日本神話見た成功法則

今日は3月3日、ひな祭りですね。

ひな祭りでは
お内裏様、お雛様
三人官女
五人囃子
が登場しますが
これは日本の神話、古事記が元になっているんですよね。

という事で、今回は日本神話から成功法則をひも解いてみたいと思います。


元となった神話のストーリーはこんな感じです。

お内裏様、お雛様は夫婦だと思いますが
元は
スサノオノミコト
アマテラスオオミカミ
の姉弟の物語です。

スサノオノミコト
アマテラスオオミカミ
はそれぞれ地上(地球)と天(太陽)の神様ですが

2柱の神様の親は
イザナギノミコト・イザナミノミコト。

このうち、お母さんにあたるイザナミノが亡くなって黄泉の国に行き
亡くなったイザナミに会いたくて黄泉の国に行ったイザナギが
黄泉の国の住人となってしまったイザナミから追われてしまい
逃げ延びる

そして逃げ延びたのち
イザナギが体を清めている時に生まれた神様のうちの2柱が
スサノオノミコト
アマテラスオオミカミ
なんですよね。

だから、2柱の神様はお母さんに会えていません。

このことに関して、スサノオはものすごく悲しみ、いつも泣いてばかり。
そんな姿をみたイザナギが
「なんでそんなに泣いてばかりなんだ」
と問いただすと、スサノオは
「お母さんに会いたい!黄泉の国に行きたい!」
と言い出し、泣きじゃくってしまいます。

そんなスサノオを見たイザナギは怒り
スサノオを追放してしまうんですよね。

追放されたスサノオは
お母さんに会いに行こう!と黄泉の国に向かうのですが
その前に
まずはお姉さんのアマテラスに挨拶しに行こうとして
天界・高天原に向かいます。

でも、そのスサノオの向かい方に勢いがあったのかなんなのか
高天原は、「スサノオが向かってくるぞ!!!」と大慌て。


到着したスサノオを
アマテラスたちが警戒しながら出迎えます

というのが、物語の始まりです(長いなw)


スサノオとしては挨拶のつもりで行った高天原ですが
天界からすると、本当にそれだけなのか信じられず
本当にそうなのか
邪な気持ちをもってきたのではないのか
ということを確かめるため
スサノオとアマテラスが勝負をします。

勝負と言っても、直接戦うわけではなく
誓約(うけい)という、占いのようなものをします。

この時に
アマテラスはスサノオの剣を
スサノオはアマテラスの勾玉を
それぞれ砕いて、ここから神を生み出すのですが

この時
アマテラスが砕いたスサノオの剣からは5柱の男性神が
スサノオが砕いたアマテラスの勾玉からは3柱の女神が生まれてきます。

これがひな祭りの
三人官女と五人囃子ですね。


そしてようやく本題ですw

この時、アマテラスは1つミスをします。
それは
勝負の基準を決めていなかった
という事。

そしてスサノオは
自分から3柱の女神が生まれてきたので
「勝った!!!
自分からこんなに美しい女神たちが生まれてきたんだから
自分に邪な気持ちがあるはずなんてない
私の勝ちだ!!!」とすぐさま言い出すんです。

アマテラスの勾玉から生まれてきたのに(笑)

そしてスサノオは喜び
ちょっと調子に乗って高天原で暴れまわり
最終的に追い出されてしまうのですが、これはまた別のお話。


というストーリーです。


今回のポイントは
「なぜ、スサノオは勝てたのか」
です。

これはものすごく単純で
先に「勝った!」と言ったから
つまりさっと行動した。行動のスピードが速かったからです。

そして、物事の捉え方もうまい。
そもそもとしてイザナギに追放されているわけですが
全然悲観的じゃないですよね。

むしろ、もしかすると
お母さんに会いに行ける
とルンルンかもしれません。

お母さんに会いに行く前に、お姉さんのところにも寄ってみよう
と、余裕があるくらいです。


さらに
「あ~、俺の剣から生まれたのは男性神だったか~」
なんて思考もありませんし
(生まれた男性神たちも素敵な神様なので、そもそも悪いわけではないですが)
「あれはアマテラスの勾玉から生まれたんだよな」
という遠慮もありません(笑)

この、自分にとってプラスになるような捉え方を自然としている。


すぐ行動できてプラス思考
これ、最強すぎますよね。


行動大事!スピード大事!!プラス思考!!!
という事はよく言われますが
こういうエネルギーが流れているのが3月3日でもあるので
この機会にまた何かに挑戦してもいいかもしれませんよ♪


ということで
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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