#言葉の呪いに気づく
最近、職員との会話で気になることがある。
例えば、Aさん最近元気ない気がする。。。B君がまた落ち着かなくなっている。Cさんは配慮が足りない等だ。
そんなことを聞くたびに、問題を作りだしたいのかなと思ってしまう自分がいる。もちろん、相手のことを考えてその方が丁寧に関わっているおかげでその部分を発見できて解決できるかもしれない。
ただ、本当にそうなのかの確証はほとんど根拠がない中で話が進行してしまっていることに不安を感じてしまうのだ。
例えば、Aさんがいつもと変わらず、今日を過ごしていて、先生から「元気?大丈夫?」と聞かれると元気じゃない自分を改めて想像すると思うからだ。
何気ない会話の中で問題を作ってしまっているのは教師だということが分かるのではないだろうか。
私が好きな『ありがとうの神様』の小林正観さんは「世の中には善悪は存在しない」と伝えている。その出来事に対して、善か悪かを自分が感じて発信しているというものだ。
私たちは無意識のうちに相手に対して、「疲れている?大丈夫?受験勉強大変だよね」等の言葉を発してしまっているが、その言葉の効力や呪いの面を判断して使っていかなければならないと思う。
つまり、問題を問題にしてしまっているのは自分自身という可能性を教師1人1人が持つことによって、洗練されたコミュニケーションが図られるのではないかと感じる。
私が大好きな本で「”問題行動の意味”に『こだわるより”解決思考”で行こう』という本が非常におススメだ。森俊夫さんという方が書いており、非常に自分自身のマインドが他者から影響を受けていることが分かるし、その課題も分かりやすく感じることが出来る本なので、是非読んでみてください。
今日のあなたはどんな言葉を使っていますか?
その言葉通りになる一日を実感してみてください。
今日も素敵な一日を。
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