拝啓、妻へ 自伐型林業とは？
拝啓妻へ。
家を自分で建てよう！ってはなしが最近わが家で盛り上がってますね。家を自分で建てられるのか？ってことはさておき、その中で「自伐型林業」もちょくちょく話があがっています。家を建てるならなんとなーく林業もセットなのかな？みたいに。でも自伐型林業と聞いて２人ともわかることといえば、少人数でできて、環境負荷が少ない林業なんでしょ？ぐらい。だから調べたことを共有するね～！
林業するって移住したらお金がもらえる！
まずお金！移住先の最有力候補、2人の実家がある福井県。なんと！！自伐型林業を目指して福井県へ移住した場合、定額100万円がもらえる！
もろもろ条件はあるけれど、わが家の場合は問題なし。申請日は移住して1カ月～１年以内。移住するまでに決めないといけないことではないみたい。県内で年100日間程度取り組んだらOKなんだって。
その他、国・市町村の補助もあるかも？ここよくわかんない。あると信じる。
そもそもはじめるのにいくらかかるの？
補助金はある。じゃぁ初期投資はそれでいけるのか？いけない！！大体３００万～５００万かかるっぽい。
じゃぁなににどれくらいかかるのか？
チェーンソー：中古で15万あれば
ミニユンボ（3tクラス）：あそこのをレンタルできたら…
林業作業車（木を運ぶのに使う）：ヤフオクでみたら５０万ぐらい。
軽トラック or ２tトラック：軽トラなら中古で２０万ぐらい。
そのほかにもあるけど大きい出費はこれぐらい。あれ？もしかして自分らやったら150万程度でいけるんじゃ…？
あと、機械については、レンタルを組み合わせながらちょっとずつそろえていくのが自然で理想とのことで、それができるかはわからないけど出費を抑える方法はありそう。
そしてそもそも・・・買わないといけない機材をみれば、自分達で家建てたり土地整備したりするのに必要なものばかり。どうせ必要なら100万ほしい…。
講習費かかるんでしょ？
なんと自伐型林業をするための講習費は無料！講習には当然機械の扱い方やメンテナンス、実技も含まれる。これはなんかマッチしすぎでは？
自伐型林業ってなんなの？
やっと。自伐型林業とは…２分３０秒の動画を見てほしい。文字よりわかりやすいです。
小さくて山にやさしい林業で、どれだけの山を管理するかで兼業も可能。兼業だと10~20h(1h=10000㎡)の面積の森の管理になるみたい。運転資金も機械のメンテナンスと燃料代のみ。ナリワイと言ってよさそう。
実際の作業風景がこちら。３分３０秒程度。とばしとばしで。
ぼくらにとっての自伐型林業
ここまで読んでもらってありがとう。
もうなんとなく感じているとは思うんだけど、自分達の価値観とかやりたいことと照らしあわせてみても、すごく似通ってるところが多い。
山と平地での２拠点居住ができるかもだし、きれいな水の水源やその風景を守りよくしていけたり、山で活動できることとか、セルフビルドの材木や薪も自分達で補給したりして山の資源とも循環できる可能性もある。山が整備されていけば、子供たちの遊び場にもできるかもしれない。山間に住んでる人も、平野に住んでいる人も。ツリーハウス建てたりね。
ちなみにこんな人もいる。夫婦で木こり＆在来工法セルフビルド（家建て始めて３年目。）をしている方。すごすぎる・・・
https://twitter.com/seyca_ktd
あとこれはgreenzの記事。林業を通じたコミュニティを生み出し、地域通貨を発行したり、町に素敵なベンチを作ったり。興味があったら読んでね。（後半からがおもしろい）
懸念事項は？
いいことばかり書いたけど、懸念事項もある。たぶんもっとあるけどわからん。
山持ってないけど、どこですんの？
僕たち山もってない。ここでやりたら素敵だなはあるけど、そこでさせてもらえるかはわかんないよね…。山をみつけるのがなかなか難しいらしい。でもいろんな人に相談すればいけるのかな。なにより少なくとも今やりたいと思ってるところは国立公園じゃないしな。
販路は？
わからん。薪とか材木とかどこかに卸すんだろか？ただ、個人商売だからそれは難しく、販売までの販路を含めて自分達でやっていく必要がありそう。月３万円ビジネスみたいに薪の販路を自分で作ってもいいかも。安いけど手伝ってね的な。
ただ、山で木を刈るだけじゃなくて、山の管理をしてそこに人を案内したり、山菜売ったりとかなんやらするのもいいのかも。
冬雪降るけど・・・
基本的に、春夏は道の整備。秋冬で木を切って材木を運ぶといった具合らしい。いや雪けっこうふるけど…とおもったけど、北海道で自伐型林業やってるところもあるし、福井県でも講習やってるんやからそこは大丈夫だとおもう。
リンクは北海道で夫婦で自伐型林業やってるところ。
最後に
いかがでしたでしょうか？わかりやすかった？またちょこちょこ調べたほうがいいことは書いていくから読んでね～
妻以外の人へ
こちらの記事は妻に向けて書いたものです。田舎暮らしについてまだよくわかっていない僕が、同じくよくわかっていない妻へ書くあやふやなものになっています。
もし、いやいやそれは違うよとか、実際はこうだよたかあったら教えてくれたら、ぼくと妻が喜びます。
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