足し算の人生、やめました

最近ふと「なんで私、必死に何者かになろうとしていたんだろう？」って考えてみたんだけど。

思えば小さい時から、足し算の生き方を求められてきた気がするんだよね。

もちろん、できないことができるようになる「成長」って素晴らしいことだし、自分を拡大していくことは魂が求めていることでもある。

でもね。

そういう「成長」と見せかけて…のダメ出しがたくさん混ざっていた気がするんだよ～。

いつの間にか「ありのままの自分はダメ」という方向に思い込まされていって。

裸で人前に出ると恥ずかしいから、
靴を履いて洋服を着ましょうね～！

ぐらいのナチュラルさで(笑)

何かを獲得しなければ社会で通用しませんよ！
恥ずかしいですよ！

という価値観が作られていった気がする(´·ω·`)

最初は、

ハサミが使えた、折り紙が折れた
図鑑で新しい恐竜の名前を覚えた
鉄棒で逆上がりができた

っていう、「対自分」の小さな知識や技術の獲得（本来の成長）で褒められていたはずなのに。

いつの間にか、

学年順位が高ければ高いほどいい

とか、

良い学校に進学をしなければならない
正社員で就職しなければならない
たくさん稼がなくてはならない

などなど。

人より抜きん出ること
自分に付加価値をつけること
自分ではない何者かになること

が大事！という価値観を植え付けられてしまうんだよね。

そして、↑についていけなかった精神的に弱い（と勝手に決めつけられた）人たちは、追い込まれて社会からドロップアウト。

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かくいう私も、きっちりとそんな生き方をしてきた一人でもある。

(´･ω･`) ｼｮﾎﾞｰﾝ

小学生の時から競争競争…

辛うじて中学受験は成功したものの…

大学受験をする頃には力尽き_(┐「ε:)_

適当な大学に指定校推薦で進学しました(´^∀^｀)

しかし、大学在学中に摂食障害とアトピーと鬱を発症したため就職活動はできず。

大学卒業後にすぐに結婚したんだけれど、今度はなぜか主婦という自分が許せなくて。

慌てて奨学金を借りて看護学校に通い始めたの。

お金を稼げない自分には価値がない！ヤバい！

って思ってたから。

でも、看護師も「心からやりたいこと」じゃなかったから、すぐに力尽きちゃった(笑)

どれぐらい早く力尽きたかというと、

春に新卒で入職
夏に適応障害
秋に休職(´^ω^｀)ﾌﾞﾌｫww

3年も苦労して資格取ったのに、半年足らずでリタイア…ウケる(笑)

看護学校に通ってる間に、離婚したり次々と家族が亡くなって天涯孤独になったり。

それでも留年せずに頑張ったんやけどなぁ～！
そんじょそこらの苦労ちゃいまっせ！
なんでここまできて力尽きるかな、自分！

ってツッコミたくなったもんね。

実際にはツッコミというより、自分を責めまくって毎日泣いてたんだけど。

休職したのは8ヶ月ぐらい。

そこから、病院を変えたり、老人ホーム、デイサービスを転々と。

働き方も正社員から派遣やパートなど。

でも…。

いくら職場や働き方を変えても、なぜかいつも苦しかった。

アトピーや突発性難聴で入院したり、数ヶ月咳が止まらず肋骨にヒビが入ったり。

過食症が再発したり。

身体醜形障害を発症したり。

買い物依存症になって散財しまくったり。

確実に体と心は悲鳴を上げていた。

自分、ホンマはこんな生き方したくないやろ？

って。

認めたくないから全力で無視したけど(笑)

だって、

お金を稼がない自分には価値がない！
お金を稼ぐには看護師でいるしかない！

って思いこんでいたから。

そこから逸脱する生き方を選ぶ＝死

ぐらいに思ってたよね。

30歳を過ぎて2回目の結婚をしたけれど、パートナーとは喧嘩ばかり。

「お金のことは気にしなくていいよ。」
「もう自分が好きなことしたらいいよ。」

っていう、そりゃもうめちゃくちゃありがた～い言葉すら、

「人に頼ったらダメ人間になってしまう！」
「まだ頑張れるから！頼らなくても大丈夫！」

っていう変な意地で蹴り返してたの。

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この15年。

自己啓発や心理学、精神世界やスピリチュアルの本を読み漁って、たくさん知識を身につけてきた。

高額な心理学セミナーにも通った。

自分を癒す◯◯メソッド的なものにも大金を注ぎ込んだ。

スピリチュアルなセッションも受けまくった。

もっと広い世界を知りたい！と思って、投資や経済の勉強もした。

その効果なのか、針の穴ぐらいしかなかった視野が少し広がって、「ひょっとしたら看護師以外でも、自分がなれるものがあるんじゃないか？」と思えるように。

で、時には専業トレーダーになったり、最近では整体を学んで独立開業したりしたけど、ことごとくうまくいかなかった。

ありのままの自分に足して足して足しまくって、何者かになって幸せになろう！と頑張り続けて何が起きたかというと、

幸せにはなれず(笑)

それどころか、めちゃくちゃしんどくて(爆)

今現在も様々な体調不良でもがき苦しんでいる。

なんで？なんで？なんで( ；∀；)？

長い間、自問自答して出した答えが、

足し算の生き方は間違ってはいない。

ただし！

それは「自分が心からやりたいことに限る」

恐れや不安を解消するためとか、◯◯しなければいけない！という強迫観念で行動したことはうまくいかない。

以上。

こんな当たり前のことを37歳の誕生日を目前に知ったわけです(；；)

いや、本やセッションの中で「知識として」は知っていたけれど、「腹落ち」していなかったんだ…。

それが、今は完全に「腑に落ちた」感じがするの。

そして、「お金を稼ぐため」に週2で行っていた看護師のパートも、「何者かになりたい」で始めた整体の個人事業も手放すことを決めた。

全て手放して、白紙になりたい、休みたい

が心の声というか、私の魂の叫びだったから。

もうね、今は何もない、ただの人(笑)

結婚しているから主婦という肩書きはあるかもしれないけれど。

昔の私だったら、「何もしていない」という自分を許せずに精神的に不安定になっただろうな。

でもその思考や恐れも手放した。

スピリチュアルや引き寄せを知ってから、

ありのままの自分で生きていきたい
心の声に従って生きたい

そうずっと思い続けてたんだけど…。

それを実現するため、腹を括るのに実に7年かかりました(爆)

すんごい遠回りしたよね。

今までの人生は「心の声らしきもの」（偽ワクワク）に従ってきた気がする。（専業トレーダーとか起業とか）

その時はそれが魂の願望だと思っていたけれど、今思い返すと結局は恐れや不安を回避するための行動だった。


お金がたくさんないと不安…
でも、もう看護師としては働きたくない！
→そうだ！トレーダーになろう！

看護師としてはやっぱり働けない…
でも、何かお金を稼がないと価値がないよ…
→そうだ、個人事業主になろう！

こんな感じ。

行動の動機が、不安や恐れから逃げるため。

そこに「純粋な喜び」は無かったけれど、エゴによってあるかのように見せられていた。

エゴって、ものすごく巧みに「こっちの方が良いよ」「こっちを選べばお得だよ」と本当の心の声を誤魔化す方へ意識を持っていこうとするんだよね。

「全て手放して一旦白紙に戻りたい」という心の声に従うことを決めた今現在も、すでにエゴが「これからどうすんの？」とか「貯金できなくなるぞ」とか(笑)

あらゆる常識や価値観を引っ張り出してきて、言いくるめ始めてるからね(笑)

でも、もう常識や今までの価値観、エゴの声に従うのはやめてみようと思うんです。

だって、それらに従って生きてきた結果、今現在苦しい現実になっちゃってるから(* 'ᵕ' )☆

だったら、多少怖くても今までの逆をやってみましょうか、というワケ。

ちなみに、このnoteは全てを手放して心の声に従うことを決めた私がどう人生が変わっていくか？の記録も兼ねています。

よかったら、今後もお付き合いくださいm(_ _)m