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『夜叉』 サントラがおすすめ。すべてが時代遅れになることへの悲哀と郷愁。

割引あり

評価 ☆☆



あらすじ
若狭湾の小さな港町。そこで漁師として働く修治はかつて大阪で「人斬り夜叉」の異名で恐れられたヤクザだった。15年前に足を洗った修治は、妻と母と静かに暮らしていた。修治の背中に夜叉の刺青が彫られていたが、そのことを知っているのは冬子とうめだけだった。



高倉健の追悼として何を取り上げようかと考えたが良いのが見つからない。映画として面白いが高倉健の映画としてはいま一歩のものもあるし、逆もある。そんな中、久しぶりに観たいと思ったのは『夜叉』だった。


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