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『ローカル・ヒーロー 夢に生きた男』 地味だが、心に染み入るような余韻があるスローな作品。
評価 ☆☆☆
あらすじ
アメリカ最大の石油コンツェルン、オックス・オイル・アンド・ガス会社の会長フィーリックス・ハッパーは、あるプロジェクトを計画。強大な石油精製工場をスコットランドの漁村ファーネスに建設しようというもの。若手エリート社員のマッキンタイヤがその担当になった。
なんとも地味な映画です。地味な映画って、眼鏡をかけてるクラスメートの女性を思い出しません? なんというか、とりたてて美人というわけでもないけど、話してみると意外と面白かったり、共通の話題があってうれしかったりもする。眼鏡をふと外す仕草にちょっとドキッとしてしまう。でもすぐに眼鏡の奥にこもっちゃうようなシャイなところがある。松任谷由実の曲に「フォーカス」というのがあるけど、あんな感じである。この映画を思い出すたび、そんな地味なクラスメートを思い出す。
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