『大統領の陰謀』 原作本は手記。それだけにリアリスティクな描写が冴える。ジャーナリズムとは?をえぐる快作。
割引あり
評価 ☆☆☆☆
あらすじ
1972年6月。アメリカは大統領選挙を間近に控えていた。ワシントンD.C.のウォーターゲートオフィスビルにある民主党本部に5人の男が侵入した。警備員の通報によって現行犯逮捕。ワシントン・ポスト紙の新米記者だったボブ・ウッドワードは社会部長のハワードに、事件の取材を命じられる。
ハードボイルドは雰囲気ではない。描写スタイルである。その意味で真のハードボイルドと呼ぶに相応しい映画は少ない。1976年公開の『大統領の陰謀』は真のハードボイルド映画である。監督はアラン・J・パクラ。出演はダスティン・ホフマン、ロバート・レッドフォードなど。
ここから先は
803字
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?