見出し画像

『シェルブールの雨傘』 ラストシーンが切ない。音楽も、構成も、カット割りも、すべてが実験的。

評価 ☆☆



あらすじ
1957年11月、ジュヌヴィエーヴはシェルブールにある雨傘屋の娘。近くの自動車工場に勤める恋人ギイを愛していた。ある日、ギイに召集令状が来て、彼は二年間の義務兵役に発つことになった。



ハリウッド映画ばかりを観ていると物足らなくなる時がある。あまりにストレートすぎるからか? 確かに疲れた人生を癒すには、馬鹿笑い、過剰なアクションも必要かもしれない。でも、そんなもので紛らわせても、映画館を出てしまえば人生に逆戻りしてしまう。ハリウッド映画をずっと観ているとだんだんとイヤになる。むしろ人生そのものを変えたほうが健康にいいかもしれない。


ここから先は

887字

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?