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リーズナブルに湯治したい

湯治というと、
長期の滞在での温泉療法を行うことが本来の目的でもあったようです。
病気療法のみならず、農閑期での骨休め的な利用は古くからされており、
一概に温泉療法だけではない広義に言われることが昨今は多いと思います。


リモートワークが一般的になってきた今湯治という選択肢は大きな魅力です
旅行者がコロナ禍の影響で激減している今、宿泊業界、利用者にとってもWin-Winの関係を築ける、その可能性は大きいです。

激務や人間関係の煩わしさの多いストレス社会、温泉に浸かってじっと瞑想することは、自身の心の健康のためにも大いに役立つと思います。
そこでここでは少しでもリーズナブルに湯治できることを考えてみたい。

まず、湯治というと一所の温泉宿に数日滞在して、じっくり効かせていくというのを思い浮かべると思います。
そちらを拠点に地元の共同浴場を巡ることもできますね。
さらに数日おきに場所を変えいろいろな温泉場を回る楽しみもあります。

リモートワーク利用ならば、wi-fiのチェックも必要ですね。

ここではあらゆる湯治の方策を考えていこうと思います。

1.湯治宿に宿泊

これは最も一般的な湯治の姿ですね。
個室から大部屋まであり、鍵の掛かる部屋からふすま1枚隔てまでバリエーションは豊富です。
もちろん、旅館やホテルの素泊りプランと変わらないかもしれませんが、
湯治宿は古くからの温泉場にあり、源泉かけ流しをモットーにしている所が多いです。

有名所ですと、大沢温泉 湯治屋、後生掛け温泉、鳴子温泉、鉄輪温泉など、東北地方には、比較的多くの湯治場があります。

自炊場がある所が普通で、食事の提供をしてくれる所もあります。

こちらのサイトは日本全国の湯治場が網羅されています。
該当の宿、楽天トラベル、じゃらんのリンク先もあるのでとても便利です。


趣のある襤褸湯治場が趣味、という方にはぜひこちらのnoteも参照してください。期待を裏切りませんw


もはや温泉界の神様的存在、アメブロでは大変参考にさせていただきました。noteでも鋭意発信です。


2.ゲストハウスに宿泊

私が初めて使った温泉付きのゲストハウスは、別府の竹瓦温泉の近くにありました(今はもうないようです)
冷蔵庫、電子レンジ、ガスコンロ、調理道具すべてそろっていて
1泊¥3000しませんでした。
自転車も無料で貸してくれるので、竹瓦温泉に行ったりスーパーで買い出ししたり助かりました。

比較的外国の方の利用も多いです。
なにより食事場所でのふれあいが楽しく情報交換の場所でした。

ドリトミーという2段ベットの相部屋が基本で、通常4~8名利用で、男女別と混合があります。
もちろん個室もあります。

湯治宿、ゲストハウス共に各旅行サイトで、検索項目に湯治宿、ゲストハウスと入れて検索すればたちどころに調べられます。

ゲストハウスは比較的観光地に多いようです。
地域で絞っていくと温泉地にも当たります。


3.ユースホステルに宿泊

なつかしいですね。夏休みの北海道旅行とか学生たちの絶対お助けアイテムな宿泊所でした。

ユースホステルはご存じの通りドイツ生まれの歴史ある宿泊施設です。
もちろん全世界に展開中です。

¥3500前後(素泊まり)という低料金が魅力で食事も別料金で提供されます。この料金はYH会員の金額で一般はプラス¥600です。
基本はドリトミーですが、個室のあるユースホステルもあります。
各ユースホステルのHPからオンラインまたは電話予約になります。


4.キャンプで湯治

究極の低料金湯治です。
私達はもっぱらこれ専門、キャンプ場を拠点として湯治宿、共同浴場、日帰り温泉施設を訪れます。

キャンプの寝床で体が「あいててて。。。」となったところで温泉。。。
これめっちゃ効きます。温泉のありがたみがしみじみとわかる一瞬を味わえます。
もちろんキャンプとは1日中屋外でホコリにまみれ、焚き火でいぶされ、その汚れた体を温泉の浴室で洗い流すときのそのさっぱり感
ここは、天国や~と感じること保障します。


上記なっぷのキャンプ場検索サイトには下記の温泉・お風呂が楽しめるキャンプ場も検索できます。

https://www.nap-camp.com/pages/pickup_pages/p_onsen.php?date=2021%2F08%2F27#tab_01-7

究極はテントを担いで温泉まで歩くですね。
もう体力的に無理ですが。

山中の一軒宿的な所の近くには意外とキャンプ場があるもので
そこから温泉に入り浸るのも一興ですね。

日本百名山の登山口近くのキャンプ場や温泉も結構ねらい目

どこの旅館だったか失念したのですが、旅館に敷地にテントサイトがあって、いつでも温泉に入れるというところもありました。
敷地が余ってる旅館さん、ぜひやってほしい!
あ、グランピングじゃないのでお願いします。

5.ビジネスホテル


鉄道最寄り駅にあるイメージですが、温泉地近くで見つけられれば
コスパは一番よいかもしれません。
自炊できないのが惜しい。

6.まとめ

温泉を嗜む、温泉の効能を感じる、旅館に泊まってゆっくりという選択肢も贅沢で楽しいですが、
たまには自炊もまた切り口が変わって面白いと思います。
スーパーのお惣菜だってコンビニ弁当だって、食べるシチュエーションが変わればまた美味しくもあるし、
なにより温泉が目的なので、時間の制限がなく好きなときにお湯に浸かれるというメリットがあります。
一つの枠を外して、自分なりの温泉ライフを開拓してみませんか!




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