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魔の山南面のワインを味わう

今宵のワインは、フランス、コート・デュ・ローヌ地方南部にあるコート・デュ・ヴァントゥという地域の赤ワインです。
そんなこと言ったってどこよですが、スイスのレマン湖に端を発するローヌ川がリヨンを通りもうすぐ地中海という所でアヴィニョンを通過するのですが、そのアヴィニョンから50kmほど東にある地域です。

モン・ヴァントゥという山の南面に葡萄畑が広がります。
さて、ツール・ド・フランスファンならもうお気づきですね。最高難度の山岳ステージの舞台として魔の山として恐れられている山なのです。

コート・デュ・ローヌ地方の赤ワインと言えば、シャトーヌフ ・デュ・ パプやエルミタージュといったフルボディのどっしりとした長熟のワインやタヴェル・ロゼという辛口のロゼワインが有名ですが、コスパのよいワインも
多く、このヴァントゥー・シュッド・ルージュもローヌ地方の重たいというイメージを一新させたワイン。

ガーネット色の深い色合い、アルコール度数も高くしっかりとした味わいなのにフルーティ。
香ばしいトーストの香りと胡椒を感じさせるハーブの香り、優しい赤系べリー系の味わい。2日ほど経つと、角が取れてますます飲みやすくなる。

ミディアムボディだけど、かなりしっかりとしているので、牛肉料理や豚肉の生姜焼きみたいな方が合うんだろうけど、ワインのラベルがウズラなので、ここは鶏料理にしようw

鳥もも肉に自家製のレモン塩をすりこんで焼いただけの一品
この夏はまりにはまった、納豆とめかぶのねりねりに今日はみょうがとモロヘイヤも合わせてねりねりします。
それと鮭としらすの炊き込みご飯です。

レモン塩のさわやかさがこのワインのハーブっぽいニュアンスとよく合います。納豆のにおいがめかぶのミネラル感で緩和されて、これも合わないことはない。炊き込みご飯にだって合います。

前の日の餃子にも合いましたよ。

税込で¥1500ほどですが、ほんとコスパがいいのでお勧めです。

トップ画像はHPシクロワイアードのKei Tsuji氏の画像をお借りしました


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