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新野地温泉、相模屋旅館で硫黄泉にまみれる

紅葉にはまだ早く夏の名残が色濃く残る9月、硫黄泉大好き相方のたっての希望で新野地温泉に宿を取った。
鬼面山の山肌から絶えることのない硫化水素の噴煙?噴気?、大迫力の大地のすぐ脇にこの宿は建つ。

相変わらず野鳥を探してみたりな時間を過ごして

ゴジュウカラは木の幹を下を向きながら下りてくることが出来る。

会津美里町にある花扇かせんで石臼挽きの美味しい蕎麦にまた出会えた。味・香りよし。そばたれ、高遠たれ(大根をしぼった汁)、鶏たれの3種のたれが味変でおいしい。天ぷらはいつものように相方と半分づつで丁度いい。

旅館までの道すがらは磐梯吾妻スカイラインからはずれるので、かなり秘湯感も漂います。
15時より少し早く着いてしまったので、ロビーで待たせてもらう。
受付を済ませて4階の部屋へ。窓からは鬼面山の噴気がばっちり見える。
清潔で居心地の良いお部屋です。

何としても一番風呂命なので、大急ぎで支度してまずは1階の内湯へ。
木のぬくもりとトタンがいい風情出してる。
源泉が88度なので加水ありの源泉かけ流しですが、長湯できる位適温、湯量も豊富でぴりっとした感じもなく、むしろ優しい。
湯に浸かると黒と白のかきたま風の湯の花が大量に舞う。
いかにも湯屋に来ましたという風情がとっても落ち着くし大好物!

続いて古い廊下を下って野趣あふれる露天風呂へ。
降ったり止んだりな小雨の中このアプローチだけでワクワクが止まらない。
途中通路は男女別に分かれて女性専用露天へ。
この笹原の中のワイルドな風情がたまりません。ちょっと時代がさかのぼりしていにしえの湯治客にでもなったよう。

すっかりいい気持でもちろん部屋ではビールで喉を潤します。
ほんと、この時間が最高なんです。

夕食の時間となって会場に向かいます。
ご飯がたくさん食べれちゃうメニューでした。

山菜多めな前菜
イカニンジン
二本松のお酒です
会津の白飯、あ、焼魚もあった

夜の部の温泉に向かいます。
2階にある新し目なきれいな浴室でびっくり。泉質は1階とほとんど変わらないですが、湯の花は少な目かな。こちらはドライヤー、アメニティありです。

雨もしっかり降りだしたので、露天は適当に切り上げます。ここも野趣あふれる感じでなかなかに風情ありです。

また1階の風呂に入ったりと結構何回も浸かった。

朝食です。ご飯もまたおかわり、お米高いですから心置きなくですw

相方も好きな泉質のお湯に浸かれて大満足だったようです。
帰路は道の駅ばんだいで昼食などを買います。
味噌おにぎりが結構大きくて、炊込みご飯も量多めでした。
ごまだれのおもちも美味しかった。
良き旅でした。



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