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炭酸たっぷりあわあわ温泉

巌立峡 ひめしゃがの湯

御嶽山の山裾には多くの滝を擁する渓谷があり、そして温泉があります。
とある夏の日、かんだて公園から小坂の滝めぐりというルートを巡りました。200円の協力金を支払い柱状節理の見える階段を下って行くと渓谷に沿って回廊がめぐらされ、滝見物ができるようになっています。

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渓谷を回って林道まで登って行く約1時間のコースですが、意外と歩きでがあって、夏場ですから涼やかな渓谷のミストを感じる散策道です。

汗もかき渓谷の協力金の支払いをした時に、ひめしゃがの湯の割引券をもらったので、どれひと風呂浴びていこうということになります。

ここも全く事前に調べていなかったので、どんな温泉かわからずに車を走らせると、入口脇には飲泉場があって、口に含むと、塩分と鉄分を感じます。

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普段、鉄分を含むお湯にあまり浸かったことがないので、なんだか入浴前から、どんなお湯だろうと興味津々です。

とても鉄分を感じる泉質ですが、こちらの正式な泉質は炭酸泉で、全国に0.5%しかないとても貴重な温泉です。
この貴重な炭酸を源泉からもれなく浴槽に届けるために、この温泉では従来の熱交換パネルを使用せず、カーボウォーマで加温する方式により、炭酸を失わず空気に触れずに源泉を浴槽に届けます。

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源泉そのままの浴槽は24度、加温している浴槽は38度で、私は夏に入ったので冷たさは感じず、むしろ心地よかったのですが、
まず、そおっと浴槽に浸かります。そのうちに炭酸ガスの泡が体にまとわりついてきて、ぽかぽかじんわりしてきます。
いままで味わったことのない泉質で、中々こういう温泉に入るチャンスがなかったので、とても好印象でした。というより一押しです!

レストランメニューも充実していますが、冬場は昼のみの営業になります。

温泉:★★★★★

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