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日帰り入浴プランで文化財のお宿を満喫

四万温泉、積善館

「四万の病を治す霊泉」として名高い四万温泉。
その中でも歴史ある文化財としても有名な積善館に出掛けた。
美しい四万川沿いに走るR353は、日本で唯一の行き止まり国道らしい。
国道から温泉街への狭い道に入って日帰り入浴の場合は、桐の木平 駐車場(無料)を利用することになります。

積善館へ通じる橋からは歴史を感じる本館の建物がまず目に飛び込んできて
本館は宿泊棟と日帰り入浴プランのお部屋、そして湯屋に分かれます。
玄関の真上が今回のプランのお部屋になります。
ちなみに上段へ行くほど、山荘、佳松亭というグレードアップした宿泊場になってます。

日帰り入浴プランは「元禄の湯」「岩風呂(混浴)」の利用と、
趣あるイの8通りの個室での特別昼食がセットになったプランで
3時間ゆっくりくつろげます。

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受付をしてレトロな階段を上がって、3階のお部屋へは各自で行きます。

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なんだか時代劇に出てくる旅籠みたいです。
レトロな雰囲気と窓からの眺めも良く気持ちのいいお部屋です。

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さっそくお風呂に行きます。
1階のお風呂は男女別のお風呂が川沿いにあります。
こちらは昭和5年に建てられた「元禄の湯」、国の登録有形文化財です。
湯船の底からお湯が湧き出ていて、蒸し湯もあります。
ここを訪れた時は、ぱっと見ただけでここの浴槽に浸からなかったんです。
掛け流しだし、ほんともったいないことをした。。。

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2階のお風呂は混浴の岩風呂。脱衣所が別で中で一緒になるタイプ。
誰も来る気配がないので、入っちゃおうと緊張感あふれる展開。
ゆっくり浸かって、入浴中は結局誰も来なかった。
出て脱衣所で着替えていると、カップルがやってきた。
男性は「こっちのがいい、ここに入る」と言ってたけれど、
女性の方が長いこと逡巡。
私にいろいろ聞いてきたけど、やっぱり無理と女性風呂に向かった。男性はゆっくり入っている模様。
とろりとしたいいお湯でした。

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部屋に戻ると時間になって食事が運ばれてきます。
量は程よくて味付けも懐石っぽくてとてもおいしい。
ご飯がおひつできたのでボリューム満点です。

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食後はお昼寝タイムでなんだかのんびりしていいなあ。

食事つきの日帰り入浴プランはなんといってもお部屋でくつろげるのがいいです。
泉質はナトリウム・カルシウム 塩化物・硫酸塩温泉で、
これはお肌の蘇生効果でしっとりとして美肌効果抜群なので、
女性にはとってもよいと思います。
今このプランは¥5000になっているみたいですが、
食事と温泉込みなら、決してお高くはないかなと思います。

最後に四万ダムに寄り、奥のシャクナゲの滝を見て帰路に着きました。

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温泉:★★★★★

一部、積善館HPより写真をお借りしました。

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