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大柳川渓流ハイクとキャンプで過ぎ行く秋を満喫

歩くことから遠のいている日常、これではいけないとせめて週末位は少しでも距離を歩こうと心がけ。あくまでも心がけなのだけど。。。

秋も深まったとある日、東北や北関東の山々はすでに見頃を終え、
北アや南アの高峰には雪もちらちらと付き始めた。

こうした秋の終わりがけ、冬のスタートの少し前というのは、もう少し待っていてとの思いと、余韻を楽しむ気持ち、そして雪景色を待ちわびる内に逸る思いを秘めた得難い季節なのだと感じる。
季節のエアーポケットみたいな。。。

大柳川渓流公園は渓流沿いに遊歩道を配した公園と、キャンプ場からなり、両方を楽しみたい私達にはうれしい公園です。
数年間トイレが故障中でキャンプ場の利用が出来ず、そしてコロナ禍での閉鎖と思うようにいきませんでしたが、やっとコロナ禍の影響も下火となって、キャンプ場もオープンとなりました。

グーグルの口コミを見たら、前の週は恐ろしく混雑した模様で早めの5時に自宅を出発。思いのほか道が空いていて予定よりも大分早く到着。
良い所にテントも張れた。

唯一難点があるとすれば、公園に下るまでの脇道が恐ろしく急坂なのと離合ができないということ。「下から車来るなよ来るなよ」とお祈り。。。
本当に怖い。。。

トイレは毎朝管理者が清掃に来てくれますが、余り丁寧に使用されていない感が強く、水場、かまどもあります。
せっかく無料なのだから気持ちよく使いたいですね。

随分と早い時間に着いたので、キャンプ場に日差しが来ません。
元々谷間ですから覚悟はしていましたがテントに日差しが来たのは11時です。

暖かくなったところで渓谷散歩に向かいます。
往復2km程の渓流散策路は、橋、吊り橋が中々にスリリング。

夫婦岩や大岩を潜り抜け、最初の大きな滝、天渕滝は落差15~20mあたりでしょうか。1枚岩の隙間から一気に落ちる姿は圧巻です。

遊歩道は滑りやすいので、慎重に歩を進めながら、随所に架かる小滝も見どころです。

2つ目の大きな滝、観音滝は、落ち口に不気味な竜馬淵が水をたたえています。シルエットの美しい滝です。

ここから先は見どころもなさそうなので、来た道を引き返します。

大柳川公園散策路地図
*地図上の通行止めと利用禁止は現在解除されています

写真を撮りながら1時間ちょっとでキャンプ場に戻りました。
丁度お昼なので、軽くアップルパイを焼いてみます。
パイシートに生りんごとグラニュー糖をまぶしてホイルに包んで蒸し焼きにします。

うまく焼けた!うまうま

キャンプ場はまだまだ紅葉も見頃でいい感じ。

長男が登山後に参戦ということで、長男用のテントも張ります。
お父さん、甘やかしすぎよw

全くキャンプはゆったりと時間が過ぎていって、忙しない毎日と時計の進み方が違うんじゃないかと思うくらいで、また、焚き火の暖かみや炎の揺らぎ、木々のはぜる音、どれをとっても非日常で、何でもないのに楽しい。
14時にはすっかり日も陰って谷間は寒さがひたひたやってきます。

ボ~っとしてるか、食べてるか、飲んでるか、お昼寝してるかですが、
夕食の準備を始めます。
前日に仕込んでおいたビーフシチューに野菜を入れて煮込むだけです。

白飯も炊いて、ご飯がすすむくんは毎度のこと。
長男とたわいのない話をし、酒を酌み交わし、夜は更けていきます。


翌朝、11時近くになって今日もやっと日が入り始めます。


テントを片付け、キャンプ場を後にします。
ヒヤヒヤで下ってきた脇道を上っていくと、運悪く対向車がやってきます。
ヘアピンカーブまで下がってやり過ごし、発進しようとしたら変えたばかりの冬タイヤが柔らかいのでスリップ。
慎重に発進して更にもう1台下ってきたのをやり過ごして無事県道へ。

山の湯に寄っていこうと思ったら、この日はお休みでした。
大柳川を眼下に望む露天風呂、入りたかったな。

帰りはいつも通り甲斐市の玉川温泉で汗を流しました。

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