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丹沢逍遥

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私達の山歩きの原点は丹沢であり、後の縦走登山、沢登りへの足がかりとなった。懐かしい丹沢の山々を歩いた記憶を留めたいと思う。
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キノコを求めて丹沢を彷徨う

秋のとある日、kさんからキノコ採りのお誘いがありました。kさん、Uくん、相方、ぜいぜいのコラボです。 札掛で待ち合わせて出発、タライ小屋沢沿いの道すがらは、残念ながら紅葉は精彩を欠いていまひとつです。 まあ、きょうは「キノコ採るど」な日ですから、”花より団子、紅葉よりキノコ”です。 ヤゲン沢出合で、キノコのありそうな沢沿いをちょっと探索してみますがないので、行者岳の北東尾根に取り付きます。 相変わらずの急登ですが、踏み跡がしっかりしてきていて、結構入る人も増えたのかな。

丹沢の楽園

札掛~行者岳北東尾根取付き~行者岳~烏尾山~分岐~ヨモギ平~札掛 バリエーション周回 今日は山仲間の監督に昨年からお願いされていたバリ歩き。 思い返してみれば依頼から1年、その間にいろいろあって実現できたもの 私の中では、うれしさとおめでとうの両方の気持ちでいっぱいなのでした。 当の監督は元気バリバリ全開で、逆に私の方がひいこら付いて行くのに必死だったのだけれど。。。 そんな監督に、ぜひ丹沢の楽園の風景を見せたくて、しいてこの秋の日まで日程をずらしたのでした。 メンバ

雨山(1176m)

玄倉~山神(さんじん)峠~伊勢沢ノ頭~雨山~雨山橋~玄倉 バリエーション周回 予定より30分の寝坊。この30分がそっくりそのまま行動時間の遅れとなって・・・って当たり前か。 11月の最終日曜が「丹沢湖マラソン」だということをすっかり忘れていてR246では朝からしっかりと渋滞の一員となってしまう。 予定より大分遅れて玄倉に到着。玄倉林道は青崩隧道の付け替え工事のため4年の長きに渡って全面通行止めとなっていたところ、 晴れてこの10月に歩行者のみの開通となり、一月遅れの訪れ

鍋割山(1272.5m)

表丹沢県民の森~二俣~鍋割山~小丸手前~ ミズヒ沢・四十八瀬川本沢中間尾根~二俣~表丹沢県民の森 バリエーション周回 この日は塩水橋からとあるバリルートを行く予定で家を出たが、塩水橋に着いたとたんにざざ降りになってしまった。 天気予報では朝に上がる予定だったのが、なんだか朝から降り始めてしまいうまくいかない。 「今日の山はだめだね。」 とせっかく早起きしたのにすごすご来た道を帰ることにする。 と、秦野駅近くまで戻るとなんだか雨が上がりそうな気配。 ならば鍋割山なら登れ

丹沢 檜洞丸(1601m)

西丹沢自然教室~つつじ新道~檜洞丸~金山谷乗越~檜洞(沢)~経角沢~ 同角尾根~テシロノ頭~板小屋沢ノ頭~東沢左岸尾根(仮)~山ノ神祠 バリエーション周回 私達夫婦にとって山登りが日常となったきっかけは、丹沢山塊という東西40km、南北20kmという山塊が身近にあったということが大きい。 神奈川県の中で丹沢山塊が占める割合は1/6で、なんとこれは、琵琶湖が滋賀県の中で占める割合と一緒だった。 起伏に富み、多くの沢を擁し、初心者から上級者までを楽しませてくれる その懐の深