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温泉マガジン

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お気に入りの温泉たちをまとめます。
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#源泉かけ流し

伊東のゲストハウス倭荘に泊まってみた

伊東再発見温泉、第2弾です! 第1弾はこちら 前回の大東館で気ままにリーズナブルに源泉かけ流し温泉に浸れるすばらしさをすっかり堪能してしまった我家。 何といっても伊東は高速使わないで行ける近距離温泉でコスパ最高! せっかくなので観光してからにしようと、裏ルートから伊東に入る計画。 まず向かったのは修善寺にある自然史博物館のジオリア 修善寺総合会館の地下1階にあり、おもに伊豆半島の成り立ちを解説。 ここは私的にはめっちゃおもしろいです。オープン時間に合わせていくと、学芸員

バードウォッチングと紅葉を探す旅【群馬、埼玉、山梨】

紅葉前線も関東の低山までやってきているだろう10月中旬 冬鳥たちの飛来のツイートもちらほらと出てくると気持ちはすっかり野山を駆け巡る。いや何時も週末は野山なんだけどw いつもより少し早い時間(3:30)に東名高速に入ったら、トラックが若干少なめでよかった。いつもスピード感あふれるトラックに挟まれることは恐怖しかなく、なるべく挟まれないように運転するが、いかにせんほぼトラックしかいないので避けようにも避けられない。圏央道も大方空いていてほっと一安心。予定より早く玉原湿原の駐車

2022秋の山形、秋田、福島を旅する-3【百目鬼温泉、滑川温泉、姥湯温泉】

前回はこちら 昨晩の激しい風雨も上がり秋田からいよいよ南下していく。 ナビはR13に入ってひたすら210km下道を行く。途中から県道に折れ そしていよいよ田んぼの真ん中にある百目鬼温泉に到着です。こんな開けた所から温泉が湧くんですね。 泉質はナトリウム塩化物泉で、鉄分とマンガンの含有量が多いとのこと。 もちろん源泉かけ流し。 成分が強いので3分で上がるというのを見過ごしていてました。 内湯は熱め、露天はちょうどいい湯加減で、いやはやじっくり浸かってしまった。マンガンや鉄分

ついに来ました、真っ黒墨の湯

塩原温泉元湯 大出館 すっかり塩原温泉にはまってしまいまして 塩原十一湯と言われて、大網・福渡・塩釜・塩の湯・畑下・門前・ 古町・中塩原・上塩原・新湯・元湯の湯本があります。 きっかけは元湯のえびすやに日帰り入浴で訪れたこと 含硫黄ナトリウム塩化物泉と硫黄泉及び ナトリウム・塩化物炭酸水素塩泉の2種類の源泉を持ちます。 ともかく濃い、こいこい(花札ではない)な温泉は湯舟の風情とも相まって心地よいことこの上なしです。 すっかり味を占めて次は泊りだと新湯渓雲閣に伺う。 全国

湯治の宿、沓掛温泉-叶屋旅館いざ!

お盆休みも後半戦、小谷から沓掛温泉を目指します。 途中の一風呂も忘れません。 大糸線、平岩駅の程近くにある姫川温泉 瘡の湯へ 朝一番だったので貸切でした。新鮮なお湯がドバドバ出ています。 かなり熱いお湯なので水でうめてもいいとありますが、42℃以下にするなよと書いてあり、まあ今出ているお温からうめられませんw Na・Ca-炭酸水素塩泉・塩化物泉でかなり濃いお湯。 すぐ近くに源泉のやぐらがあって源泉は60℃とのこと。 初めはとても熱く感じるんですが、出たり入ったりを繰り返す

歴史ある山の出湯でお湯に溶けそう…

小谷温泉 大湯元 山田旅館 昨年、日帰りでやってきてここはぜひとも泊りたいと暖めていた温泉、やっと1年ぶりで宿泊です。 キャンプ場を後に時間つぶしに山田旅館よりさらに奥にある鎌池を散策してみます。紅葉の時期には大混雑な盛況ぶりみたいですが、盛夏の折駐車場もまばらな入りです。 ぐるっと一周30分位の丁度いい散策路でブナの自然林が美しい。 水の色が神秘的ですが、夏場はどうしても緑の葉が白っぽくくすんで写ってしまうのが頂けない。 頸城山塊が雲に隠れて見渡せなかったのは惜しか

2022お盆休み.新潟、長野を旅する

北海道から帰ってからほんの数日でお山が恋しくなってしまった。 今年のお盆休み後半はあまり天気に恵まれなさそうだが、新潟方面がよさげ。毎年行っている白池の森キャンプ場に今年もおじゃまします。 今年の夏は高山に向かう人は本当にお天気に恵まれなかったようで、私たちの北海道はまるで奇跡のエアーポケットみたいに晴天には恵まれた。 長男も例外ではなく、北ア南アとことごとく天気に阻まれて、全く不本意だろうけど、私たちのキャンプに合流している。 キャンプ期間中は、晴天を得て雨飾山や戸倉山に

2022夏、北海道旅行[帰路2日目]

肘折温泉 大友屋旅館 毎年計画に入れていても中々訪問できなかった肘折温泉にやっと念願叶ってのお泊りです。 温湯温泉、大沢温泉、鳴子温泉と肩を並べて湯治場の雰囲気を色濃く残す肘折温泉。街そのものが令和から切り離された昭和の香りに包まれて、朝市のお母さんたち、それを冷やかしながらそぞろ歩く人たち、早朝から開く商店、玄関先を掃除する宿のスタッフ。 お客さんを迎える午後の時間がよそゆきの顔なら、早朝はしっかりとここに根差す普段の生活の顔が垣間見られる。 お客さんの顔で投宿しても、段

2022夏、北海道旅行[帰路3日目]

光雲荘 いよいよ関東に入った。 もうここまで来たら自宅に着いたも同じと思うくらい地元感に浸る(え 思い返せば7/16に自宅を出発してから23日目、長い旅も今宵の宿で最後となる。ちょっと寂しい今宵は塩の涙でも流そうかの塩原温泉。 塩原温泉、実はそんなに馴染みがなくて中規模のホテルが箒川沿いに軒を連ねる温泉街という認識だったのだが、昨年元湯温泉のえびすやを日帰りで訪れてからその認識が変わった。 今年の春にも新湯温泉の渓雲閣に宿泊して、なんでも全国でも10本の指に入る濃い硫黄泉

2022夏、北海道旅行[帰路1日目]

飯塚旅館 帰路の青函フェリーは揺れに揺れた。 デッキに出ると海に持っていかれそうで船室で結局寝ていた。 青森市に降りてすぐに安いガソリンを入れる。 北海道にいる時に、写真仲間が同じ日に青森でねぶた祭りを見に来ることを知って、なんと3年ぶりの実施だそうだ。 その時は行ってみようかなと思っていたけど、宿から1時間程。 宿の女将さんは、夕食早くできますよって言ってくれたんだけど、 なんだか忙しそうだしまあいいかなと今回は止めた。 後にいろんな人のレポを見聞きして、やっぱりその祭り

石和温泉、富士野屋夕亭

【やまなしグリーン・ゾーン宿泊割り】というありがたい県民割を使って、 大好き山梨の温泉に行ってきました。 富士野屋夕亭はシャトレーゼホールディングスの運営のようで、宿の一部はヤツドキテラスが併設されていてショップや宿とは別のレストランもあり、 そちらで購入したスイーツを屋上庭園で頂くこともできます。 ただ宿はそうしたおしゃれ感とは一線を画す普通の旅館です。 関東各地がうだるような先週末、高原のキャンプ場は朝方も17℃という別天地で過ごし、日曜に温泉で汗を流すというこの上な

晴れのち雪の湯岐温泉で温泉入り浸り-2

和泉屋旅館 500年も前から湯守としてこの地で温泉を守り続けてきた家柄である。 湯岐(ゆじまた)温泉は、地図で見ると福島県南部が舌のように茨城県に飛び出したその中程の山中にあります。 幾多の開湯伝説にあるように、発見時には鹿が傷を癒していたそうな。 当然、動物に発見されるくらいだから自噴泉であり、 「鹿よ、よく見つけてくれた。えらいぞ」と、数百年の後世からこうしてお礼申し上げる次第。 はい、やっと玄関に入りますw 気さくな女将さんがお出迎えしてくれます。 数日雪が降ったり

草津温泉と四万温泉を結ぶ旅-5【おまけ】

<前回はこちら> 四万温泉まで足を延ばしたら、やはりここは外せません。 かなり期待大の沢渡温泉共同浴場です。 駐車場が1台分空いていてラッキーです。 受付のおばちゃまを期待してたらまさかのおじさん、このおじさんもとても気さくで親切で、 遠くから来た人はみんな高崎からなのか、私が高崎っぽかったのか、 「高崎からかい?」って聞かれたw うちのナンバープレートみて「あらあ、〇〇から!」と驚かれた。 ¥300を支払いポップな入口を入ると中は脱衣所とすぐ浴室です。 洗い場の美しい

草津温泉と四万温泉を結ぶ旅-4【雪の四万温泉 長静館を味わい尽くす】

<前回はこちら> 四万温泉へのR353に入ってしばらくすると、辺りは一変雪景色に変わる。 駐車場に車を置き、雪を踏みしめて玄関に入ると、外観からは想像もつかない落ち着いた家具やインテリアに出迎えられる。 大きな窓からの雪景色が美しい。 自家源泉100%の源泉かけ流しの宿 評判の料理 1日10人限定というサービスの行き届くぎりぎりの所で落ち着く。 この日は3組6人のお客様。 対応は最低限、部屋への案内はなし、布団も各自で敷くという徹底ぶり。 これもお部屋に入ったら後はプラ