独立するならやるべき?税理士がアフィリエイトを経験するメリット
九頭(くず)と申します。
税理士事務所に働きながら税理士試験に合格、その後アフィリエイトに取り組むようになりました。
今回はそんな私が税理士とアフィリエイトの両方を経験して感じた
税理士がアフィリエイトに取り組むメリットをお伝えさせていただこうと思います。
あくまでも一個人の感想ですのでその点はご了承ください。
そもそもアフィリエイトって?
お話する前にアフィリエイトが何か?
を簡単にご紹介します。
アフィリエイトというのは物やサービスを紹介することで手数料をもらえるビジネスモデルで副業で取り組まれる方や副業で結果を出して専業になられる方も数多くいます。
具体例を出すと
私がブログに好きな映画の感想を書いて、その映画のブルーレイの販売ページへのリンクを貼ります。
その感想を見た人が、ブルーレイの販売ページへのリンクを押して、ブルーレイを購入すれば私にそのブルーレイの売上の一部が手数料としてもらえます。
一言で言うと「紹介ビジネス」です。
現在は商品だけでなく、サービスへの登録や申し込みの紹介をするだけで手数料がもらえるものもあり、アフィリエイトで取り扱えるものやサービスは多岐にわたります。
アフィリエイトってオワコンって聞いたけど…
「でも、アフィリエイトってオワコンって聞いたよ」
という声も最近はチラホラ聞こえてきますが、実際はどうなのか?
ご安心ください。
アフィリエイトは恐らく一生終わることはないビジネスモデルです。
先ほども言いましたが、「紹介ビジネス」がアフィリエイトなのです。
例えば税理士業界で言うと、相続税の出来ない税理士が相続税の申告に強い税理士に相続人のお客さんを紹介して手数料をもらったらそれも立派なアフィリエイトです。
このように、人がビジネスを行う限りは人から人への紹介は行われるのでアフィリエイト自体が無くなることは考えられないでしょう。
仮に現在多くの方が取り組んでいるアフィリエイトの形が廃れたとしても形を変えてアフィリエイトは存在するのではないかと思っています。
アフィリエイトを行うことのメリット
では本題に入りたいと思います。
私が経験して思ったアフィリエイトのメリットは以下の通りです。
1、アフィリエイトを知らない税理士は多い
私自身アフィリエイトをするようになってから多くのアフィリエイターさんと知り合いましたが、よく言われるのが
「アフィリエイトを知っている税理士や税務署の職員が少ないので、確定申告の際に分からないことを聞ける人がいない」
ということです。
そのためアフィリエイトを知っているだけでそのアフィリエイターさんからは頼もしい存在になりますし、実際にアフィリエイトに取り組んで節税方法などを身に付けることが出来れば更に
お客様に喜ばれる税理士になれます。
2、他人の目線で物事を考えられるようになる
現在アフィリエイトで最もポピュラーな形の一つがサイトアフィリエイトというブログやウェブサイトの中でアフィリエイトをする方法です。
アフィリエイトで自分が紹介している物やサービスを購入してもらうために必要なことの一つが
サイトに訪問した人の目線に立って物事を考えられる力です。
例えば私が携帯用ゲーム機のアフィリエイトをしようとして、値段やどんなゲームがあるのか?を紹介したとしましょう。
しかし、サイト訪問者はそんな事ではなく、「手軽に持ち運べる大きさなのか?」、「バッテリーの連続使用時間は?」、「携帯用の充電器はあるか?」などを知りたかったらサイト訪問者の要求にこたえられないサイトとなり、訪問者は飼わない可能性が高くなります。
このように、訪問者の反応が正直に出ますので、訪問者の目線で、つまり相手目線で物事を考えるトレーニングに最適と言えます。
「税理士だってクライアントとやり取りするんだから相手目線で考えるだろ」
と思うかもしれませんが、日本人はハッキリ言わないことが美徳とする傾向があるのでこちらに不満があっても言わない、ということも少なくありません。
しかし、作成者の顔が見えないサイト上では訪問者は自分の意思をはっきり示しますので、人と人が顔を合わせて行うやり取りよりも人がサイトと相対するアフィリエイトの方が人の気持ちを察する能力が養われるのでは?
と思います。
3、ネットでの集客スキルを学ぶことが出来る
基本的にアフィリエイトはヤフーやグーグルなどの検索エンジンを利用してサイトに人を集めるのが一般的です(それ以外の方法もありますが)
ネットで集客をすることが出来れば言い方は悪いですが、寝ていても遊んでいてもお客さんがやってきます。
実際にアフィリエイトをされている方で、朝起きたら何十万円も報酬が発生していた、と言う方もいます。
(私も朝起きたら数万円の報酬が発生していたことはあります)
開業税理士の一番の悩みは集客の悩みでしょうから、それを解消するためのきっかけにもなりますし、対面営業が苦手な方はネット集客を身に付けることで集客のストレスや悩みを無くすことも出来るでしょう。
4、もし、他人に教えられるスキルが身に付けば税理士としての幅が広がる
そして、もし自身がアフィリエイトで大きな実績を出して、それが再現性のあるスキルならば人に教えることが出来ます。
人に教えることが出来ればコンサル料を取ることが出来、更にコンサル生が稼げば納税額が増えるので顧問料も上乗せできるでしょう。
アフィリエイトは経費が少ないのが特徴ですので、顧問料を払うことで「経費が増やせる」「自分にアフィリエイトを教えてくれた先生と今後もつながっていられる」といったメリットを感じさせれば喜んで払ってくれるでしょう
今後はコロナによる不況、終身雇用の崩壊、老後の年金問題などで会社の給料だけに頼ることが危険であることに気付く人が増えるでしょう
そこで、個人に稼ぐ力を身に付けさせてあげられる税理士となれれば多くの人達の力になり、それに応じた報酬も得られることでしょう
以上が私が税理士とアフィリエイトの両方を経験したことで学んだことです。
よく、税理士試験は受かってからがスタートと聞きますが、税理士試験に合格し、今後の生き方を模索しているうちにアフィリエイトと出会い、今回の記事を書くきっかけとなりました。
税理士試験に合格していなかったらアフィリエイトの情報が目に入ってもスルーしていたと思うので、合格したからこそ書けた記事です。
そういう意味では「確かに受かってからがスタートだな」とこの記事を書いていて思いました。
もし、この記事を読まれている方が受験生の方でしたらこれで少しでも合格の意欲が高まれば幸いです。
この記事を読まれている場所が休憩室なら直ぐに休憩室を出て勉強を再開しましょう!
休憩室で雑談をし過ぎると
お喋りに
花は咲くけど
サクラチル
ですよ!
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