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”検算”が苦手な方へ

新入社員のころは特に、「これ検算しといてー」って仕事結構あるんじゃないでしょうか。
毎日数字に埋もれて仕事をしている会計事務所職員の私が、先輩から教えてもらったものも含めて”検算”のコツを紹介したいと思います。

① windowsの電卓機能を使って検算する
数字を扱う仕事の方なら、電卓を持っていると思いますが、私は最近電卓を使うのをやめました。
windowsの電卓機能が優秀だと気づいたからです。
何がいいって、「打った数字があとからわかる」こと。
検算の合計が仮に合わなかったら、打った数字を見ることができます。普通の電卓ではできない機能です。

② 電卓で検算するときは”合計”から引いていく
電卓で検算するときは必ず合計から引いていく、もしくは最後に合計を引いて、結果が”0”になるようにするのが良いです。
合計と合計と目と目で追うと、疲れてくるとチェック漏れがでます。

③ 出力媒体のチェックは”3桁毎”に
通常大きな数字は3桁毎にカマー" , "がついています。
紙媒体でのチェックは3桁毎にチェックマークを付けいていくと、桁の入れ違いがなくなります。
例えば123,456,789円だったら、①123 ②456 ③789 で一回ずつチェックです。

④ (最強)人に頼む
僕は会計事務所職員にも拘わらず計算ミスが多いので、そういうのが得意な会社の人を見つけて、チェックしてもらっています。
今までの話はなんだったんだって感じですが、人にチェックを頼むのが最強です。
自分で作った資料って、基本的に”間違えててほしくない”バイアスがどうしてもかかるんですよね。
集中しているときはいいんですが、疲れてくると、少しづつ”まぁいっか”って気持ちが無意識レベルで大きくなってくる気がします。
逆に人の資料は、なんかミスを探してやろうって気持ちでチェックできます。(私の性格が悪いだけかもしれません。)

⑤ (番外編)差額が9の倍数の場合は桁の入れ違い
②の方法で検算すると、結果が9の倍数(例えば90とか、)になる時、
これは桁の入れ違いの可能性が高いです。
この場合は③の方法で、3桁毎に見ていくと、間違いが見つかりやすいです。

参考になれば幸いでございます。

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