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ドローン許可取り 青森県大間町の海 / この通りやるだけ!連絡先付
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「大間のマグロ」で有名な津軽海峡に面する大間町でのドローン許可どり解説です。
1,この場所の許可取り難易度
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この場所の難易度は★ほしです。
電話するだけで許可取りが完了しました。
【難易度基準】
★特段の書類提出なし
★★書類提出必要
★★★いろんな書類提出必要
★★★★150m以上飛行
★★★★★複雑な150m以上飛行など
2,飛行のルートと許可取り前調査
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1,飛行ルート
大間町の大間崎から海に向けて離陸しました。そして600m沖合にある弁天島を回って帰ってくる飛行ルートです。飛行日は2023年12月6日です。
![](https://assets.st-note.com/img/1709953973054-afaBSSMqMH.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1709952218719-KjELATJ0eL.png?width=800)
2、飛行高度
![](https://assets.st-note.com/img/1709969143831-o9HYj3cFzV.jpg?width=800)
今回は高度150m未満で飛ばしました。つまり高高度のDIPS申請は必要ありません。
3,国有林や公有林
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今回は該当しませんでした。
▶国有林・県有林の調べ方と届け出先のまとめ
4,国立公園or国定公園
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国立公園や国定公園ではないか調べました。
▶国立公園と国定公園のドローン飛行はここに連絡だ!
するとここは下北半島国定公園でした。国定公園なので青森県庁への電話となります。※環境省への連絡は不要です。
▶下北半島国定公園の案内
▶青森県の自然公園サイト
5,自治体
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青森県と大間町に電話しました。
3,連絡先とその結果
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1,大間町 産業振興課(TEL : 0175-37-2478)2023/11/24
![](https://assets.st-note.com/img/1709969700338-FNneIehoXe.png?width=800)
まずは大間町へ電話して町の決まりを尋ねます。
ドローン飛行についてお尋ねしたら「観光課」とかではなく「産業振興課」に繋がれました。
「大間町としては特にドローンの規制はありません。各法令を守ってドローン飛行させてください。また近隣の住民などとトラブルになった場合など町は関与しませんので注意してやってくださいね」というお返事でした。
大間町観光協会サイト ▶︎大間わいどアップ
ドローンの撮影スポットとなりそうなところが掲載されていますので参考になります。
西吹付展望台、赤石海岸、材木岩、津鼻崎など。
2,青森県庁 代表電話(TEL : 017-722-1111)2023/11/24
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次は県庁への電話です。
海岸線なのと下北半島国定公園の中を飛行させるので県庁への連絡が必要です。
代表電話に電話し「ドローン飛行をする際の規制とかあれば担当にお聞きしたい」とお話しました。
主に海岸線から海に向かって飛行させることと内陸部は下北半島の恐山と宇曽利山湖を飛行させたい旨を伝えました。
電話をつながれたのは「自然保護課」でした。
「海岸線は海に向かってドローンを飛行させるのは問題ありません。また陸上を飛行されるなら管理しているところに許可をとってください。例えば国有林なら森林管理署に許可をとってください」とのお答えでした。
「恐山や宇曽利山湖は自然保護法上関係ないので気をつけて飛ばしてください」と話されました。国定公園のドローン飛行で県庁にお尋ねすると決まってこの自然保護法上ドローンの飛行はダメということにはなっていませんというお答えが返ってきます。
飛行場所は出来るだけ特定して相談しよう
今回は海岸線と恐山の飛行をお尋ねし規制は無いと言う返事でしたが、実は青森県には届けが必要な場所もあります。正しい情報を得るためには飛行場所を特定した方が良いです。例えば奥入瀬では青森県経由で文化庁にドローン飛行申請が必要です。
恐山 2023/11/24
恐山菩提寺に電話をしたら「ドローンはダメ」という答えが返ってきたのですがそのお話は「恐山編」でお話しましょう・・
3,警察 大間警察署(TEL:0175-37-2211)
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今回は警察への連絡はしていません。
人口が少ない場所なので通報される可能性は低いという判断です。
ただし仕事の場合は万一警察がやってきてお尋ねされた場合貴重な時間を使うことになりますので事前に警察に連絡しておいた方が良いでしょう。その際は近くの警察署や交番に立ち寄って事前報告をするか電話を入れましょう。
4,むつ市 代表(TEL 0175-22-1111)
2023/11/24
隣町のむつ市にも電話しました。こちらでは「経済部 観光・シティプロモーション推進課」が担当ということでした。。
「むつ市としてはドローン飛行について規制は特にありません。海岸線だったら青森県に聞いてください」というお答えでした。
4,この飛行場所の注意事項
1,空港の飛行制限エリアに注意
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弁天島のすぐ先に函館空港の飛行制限エリア(地理院地図で緑色に囲まれた円形の範囲)が迫っています。そこに入ると函館空港との調整が必要になるので注意しながら飛行させました。
ちなみに函館空港の緑色の飛行制限エリアをドローン飛行させる際、函館空港にお尋ねしなくても制限高度がわかる便利なシステムがあります。このシステムでもわからない時は函館空港に連絡して調整後、東京空港事務所にDIPS申請しましょう。
▶これがそのシステム 函館空港周辺における物件の設置制限について
▶使い方 めっちゃ便利!空港近くでドローンの制限高さが簡単にわかるよ
5,飛行当日持っていきたいもの
![](https://assets.st-note.com/img/1709969932795-kORIAfg0Qi.jpg?width=800)
「ドローン飛行 もっていくモノリスト」でご確認ください。
6,NOTIS:全飛行場所 共通
1,連絡先や情報ら必ず自分でご確認ください。
情報は変化します。情報については責任を一切負いません。あくまで参考としてご覧ください。
2,情報や状況は変わっていきます。
私が許可もらえたからと言ってあなたが許可もらえるとは限りません。
3,連絡先は変更になることあります。
連絡先は電話だけでなくメールも変更になることがあります。もし変更になっていたら教えて頂けたらありがたいです。
最近の例では神戸航空交通管制部にメールして1週間経過しても返事がないので電話したらメルアドがほんの少し変更になって届いていませんでした。
▶空港等設置管理者・空域を管轄する機関の連絡先について 2024/03/01
4,禁止事項
このサイトに掲載されている情報をコピーしたり二次配布したりすることを禁じます。
@zephyrus
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